悩みの消し方―ブッダとサルトルで学ぶ「人生苦」のしくみ

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478732038
  • NDC分類 182.8
  • Cコード C0012

出版社内容情報

この本は宗教の本でも仏教の解説書でもない。煩悩という「人生病」の根源を明かし、その消し方を説く本である。特にサルトル哲学でブッダ哲学を解き明かしている点が画期的。読者はブッダの「無常・無我」論と「人生苦」の根源を、目からウロコの思いで知ることだろう。著者。

内容説明

過去とは、過ぎ去った「いま」のこと。未来とは、やがて来る「いま」のこと。こう考えると、人生にはいつも「いま」だけしかないことがわかる。だから、「いま」をなおざりにする人は一生を台無しにしてしまうし、「いま」を悩みで埋める人は一生悩むことになるし、「いま」を活かす人は一生を活かすことになる。「苦」を吹き消して生きるヒント。世の中と自分がわかるやさしい哲学。生きていくってたいへんだ…そんな日に読む本。

目次

プロローグ 人生を解く方程式―サルトルとブッダと私(知識と知恵はどうちがうか;無知より恐ろしい「無明」とは ほか)
第1章 人間ブッダが「悩み」を消すまで―二五〇〇年前のインドで(ブッダとは「真理をさとった人」;王家の長男という恵まれた出自 ほか)
第2章 悩み・苦しみの根源へ―起承転結でわかるブッダの智慧(仏教哲学のエッセンス;ブッダは医者の話法からヒントをえた ほか)
第3章 「空」を受け入れて「苦」は終わる―サルトルで解くブッダ哲学(縁起論から見る世の中の構造;「無常」の真の意味とは ほか)
第4章 人生病を吹き消す35のヒント―悩みはつくるのも自分、消すのも自分(苦しみは誰がつくっているか;欲望の火災を吹き消すには ほか)

著者等紹介

久保博正[クボヒロマサ]
慶応大学(仏文学)卒。作家。プランナー、コピーライターとして活躍する一方で、「環境問題」や「情報化社会」「食と文化」「児童心理」などをテーマに論文を発表。現在は、日本データ&ダイアグラム社の社長も務める。著書に『自分を大切に生きる88のヒント』(学陽書房)、『Yes,I Can. 私はできる』(すばる舎)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

B.J.

4
●殺人狂時代・Cチャップリン:一人の人を殺したら死刑になるが、何百万人の人を殺せば英雄になれる。 ●読書というのは、はじめは量、やがては質だということがわかってきた。質というのは本自体ではなく、自分が求めるものとの相性みたいなものだ。 ●すべての現象は変化してやまない、したがって永遠に存在しつづけるものは何もないという「無常」論が深く理解できれば、人生において望むことも望まないことも自然に受け入れることができ、苦悩が解かれる。・・・本文より2020/02/28

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