出版社内容情報
この本は宗教の本でも仏教の解説書でもない。煩悩という「人生病」の根源を明かし、その消し方を説く本である。特にサルトル哲学でブッダ哲学を解き明かしている点が画期的。読者はブッダの「無常・無我」論と「人生苦」の根源を、目からウロコの思いで知ることだろう。著者。
内容説明
過去とは、過ぎ去った「いま」のこと。未来とは、やがて来る「いま」のこと。こう考えると、人生にはいつも「いま」だけしかないことがわかる。だから、「いま」をなおざりにする人は一生を台無しにしてしまうし、「いま」を悩みで埋める人は一生悩むことになるし、「いま」を活かす人は一生を活かすことになる。「苦」を吹き消して生きるヒント。世の中と自分がわかるやさしい哲学。生きていくってたいへんだ…そんな日に読む本。
目次
プロローグ 人生を解く方程式―サルトルとブッダと私(知識と知恵はどうちがうか;無知より恐ろしい「無明」とは ほか)
第1章 人間ブッダが「悩み」を消すまで―二五〇〇年前のインドで(ブッダとは「真理をさとった人」;王家の長男という恵まれた出自 ほか)
第2章 悩み・苦しみの根源へ―起承転結でわかるブッダの智慧(仏教哲学のエッセンス;ブッダは医者の話法からヒントをえた ほか)
第3章 「空」を受け入れて「苦」は終わる―サルトルで解くブッダ哲学(縁起論から見る世の中の構造;「無常」の真の意味とは ほか)
第4章 人生病を吹き消す35のヒント―悩みはつくるのも自分、消すのも自分(苦しみは誰がつくっているか;欲望の火災を吹き消すには ほか)
著者等紹介
久保博正[クボヒロマサ]
慶応大学(仏文学)卒。作家。プランナー、コピーライターとして活躍する一方で、「環境問題」や「情報化社会」「食と文化」「児童心理」などをテーマに論文を発表。現在は、日本データ&ダイアグラム社の社長も務める。著書に『自分を大切に生きる88のヒント』(学陽書房)、『Yes,I Can. 私はできる』(すばる舎)など
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感想・レビュー
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