内容説明
「稼ぐが勝ち」で、幸せになれるのか?私たちの「幸せ」とは何か?世界の中で日本が生き抜く道はあるのか?を大激論。
目次
第1章 今の日本人にとっての「幸福」とは(今の日本人にとって、「幸福」とは何だろうか?;日本人が幸せだったのは、いつの時代だったのか?;ヨーロッパのほうが、日本より幸福なのだろうか?;民主主義は失われていくのだろうか?)
第2章 日本がアメリカ化すれば、幸せになれるのか?(日本は、どこまでアメリカに近づくか?;今、日本経済を支配しているのは、新興の企業である;日本の「中流階級」は崩壊し、所得格差は広がる一方;日本のアメリカ化は、構造改革を通してどこまで進むか?)
第3章 「金持ち日本人 貧乏日本人」に未来はあるのか?(日本人は、「金持ち」と「貧乏人」に二極化してしまったのか?;これからは、安定以外の新しい人生設計も必要になる;老後の幸せを、どうやって確保すべきなのか?;日中関係はどのように変化していくのだろうか?;あやしくて、ワクワクするもの…「萌え」)
第4章 日本人は「萌え」で、救われる?(デザインや品質管理という「付加価値」で、優位性を保てるか?;そろそろ、「幸運」以上のものが必要になってくるのではないか?)
著者等紹介
ウォルフレン,カレル・ヴァン[ウォルフレン,カレルヴァン][Wolferen,Karel van]
1941年、オランダ・ロッテルダム生まれ。ジャーナリスト。1962年に来日して以来、以後40年にわたり一貫して日本の権力構造について分析し、舌鋒鋭い評論活動を続ける
森永卓郎[モリナガタクロウ]
1957年、東京都生まれ。東京大学経済学部経済学科を卒業後、日本専売公社(現日本たばこ産業)、経済企画庁総合計画局などを経て、現在UFJ総合研究所客員主席研究員、独協大学特任教授。専門分野は、マクロ経済、計量経済、労働経済、教育計画。テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍中
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