出版社内容情報
劇団★新感線の舞台と演出をテーマに、「やりたいこと」を見つけて、面白さとカッコよさにこだわった生き方を提案。
内容説明
「くだらないこと」をまじめにしよう。
目次
第1章 「くだらなさ」が、カッコいい。(「楽しく」することが、演出家の仕事。;怒ってよくなることもあれば、ただ気持ちがすさむだけのこともある。;大雑把でいいところと細かいところを、見極める。 ほか)
第2章 「クサいセリフ」が、カッコいい。(メッセージより、決めセリフが残る。;女の子が恥ずかしがらなくなると、下ネタはつまらない。;基本的には、吉本やドリフターズがベース。 ほか)
第3章 「自分のキャラ」が、カッコいい。(稽古しているうちに際立ってくるセリフを生かす。;相手のキャラを計算しないと、自分のキャラは出せない。;主役のキャラは、最後に決まる。 ほか)
著者等紹介
中谷彰宏[ナカタニアキヒロ]
1959年4月14日、大阪府堺市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。博報堂で8年間CMプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立
いのうえひでのり[イノウエヒデノリ]
演出家、作家、「劇団・新感線」主宰。1960年1月24日生まれ。1980年の「劇団・新感線」旗揚げ以来、奇抜なアイデアとハードロック魂で独自の世界を構築してきた。役者の資質を見極め引き出す演出家としても注目され、劇団・新感線から筧利夫、渡辺いっけい、羽野晶紀らを輩出。SMAPの稲垣吾郎主演『広島に原爆を落とす日』(つかこうへい作)、堤真一主演『野獣郎見参』『天保十二年のシェイクスピア』など、劇団外の演出も新感線スピリットが根底に流れる演出で、高い評価を得ている。手掛けるその作品は小劇場という枠を越えて、新しいエンターテイメントとして認められている
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