天才数学者、株にハマる―数字オンチのための投資の考え方

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478630877
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C0033

内容説明

アメリカの人気数学者が、株式投資で大失敗。その体験に基づいて、あらゆる投資理論を実にわかりやすく解説。他に類のない投資理論の超入門書。

目次

第1章 何が市場で「正しい」のか?―他人の予想を予想
第2章 投資家の行動は合理的か?―恐れと欲がもたらす錯覚
第3章 テクニカル分析は役に立つか?―トレンド、群衆行動、波動
第4章 市場はどこまで効率的か?―偶然と効率的市場
第5章 ファンダメンタル分析は役に立つか?―バリュー投資と金利の考え方
第6章 リスクといかにつき合うか?―オプション、リスク、ボラティリティ
第7章 分散投資は有効か?―ポートフォリオの組み方
第8章 株価変動はカオスか?―ネットワーク、カオス、フラクタル
第9章 投資理論はパラドックス?―市場を超越できない投資家

著者等紹介

パウロス,ジョン・アレン[パウロス,ジョンアレン][Paulos,John Allen]
数学者。テンプル大学教授。ABCNews.comのレギュラー・コラムニストであり、数学のニュースや日常生活との関わりについて全国紙への寄稿も多い。2003年には米国科学振興協会(AAAS)より科学・技術普及功労賞を贈られた

望月衛[モチズキマモル]
京都大学経済学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール修了。大和証券を経て、現在、大和投資信託審査部でデリバティブ等の評価・分析に従事。CFA、CIIA

林康史[ハヤシヤスシ]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科非常勤講師。大阪大学法学部卒業。大和投資信託等で外国為替取引、経済・市場分析等に従事。東京大学修士。現在、一橋大学大学院法学研究科博士課程
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

JYHS

5
面白いんだけど、文章が読みにくい。2021/05/24

smatsu

3
面白いけど難という評が多いようなのですが…本当に恐縮なのですが、つまらなくて読みづらい、と言っちゃうべきでは。どうでもいいようなひねった話を延々書いた部分が多すぎ、翻訳のせいなのかもしれないですが各章結局何を言いたいのかよくわからない。冗長な雑文いらない。寄り道はいいから結論頼む…と言いたくなる。2003年に書かれた本なので話題がもう古いというのもあるか。エリオット波動は反証不可能で科学というより宗教や神学に近いものだし、リスクコントロールは重要だし市場はフラクタルでカオス。いいよそれで…?となる。2023/11/25

ykengo

3
数字オンチのための投資の考え方とあるが、中身は株式投資をネタとした数学・科学エッセイである。そのため数学嫌い、科学嫌いの人が手に取ると挫折してしまうかもしれない。著者は数学者で、WCOMに投資して大損失を出してしまう。それを自虐的にネタにしながらさまざまな数学、科学トピックについて述べられている。数学者なので確率論や金融理論にも明るいはずなのにポジションを持つと買いナンピン連発といった典型的な負け組みトレーダーのようなことをやってしまうのかとマーケットの恐ろしさを感じた。2013/02/18

LOVE弁慶

3
理解できませんでした。2013/01/04

Humbaba

3
株式市場を表すために,多くの数式が組み立てられてきた.しかし,未だに株式市場は存在し続けている.もしも完全な数式が組み立てられたとすれば,株式市場はもはや存在しなくなるだろう.最もそのような日が来ることは,未来永劫無いだろうが.2011/02/02

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