出版社内容情報
コカ・コーラ社のマーケティング総責任者として、数々の画期的な戦略を実行してきた著者が、独自のマーケティング論を展開する。
内容説明
これまでのマーケティングは、死にかけているのではない。もう、エルビスのように死んでいるのだ!コカ・コーラのCEOに16年間君臨し、同社の株価評価の総額を35倍にした伝説的経営者ロベルト・ゴイズエタのもとで、マーケティングの最高責任者として数々の画期的な戦略を実行したのが、著者のセルジオ・ジーマンである。彼の30年間に及ぶ、コカ・コーラ、ペプシ、P&Gのほか多くの企業での実務およびコンサルティング体験に裏付けられた、独自の辛口マーケティング論を展開し、“売ることを忘れた”多くのマーケターたちに警鐘を強く鳴らす。
目次
第1部 マーケティングは、ミステリーなんかじゃない(ブラックボックスをぶち壊せ;なぜ、マーケティングが必要なのか?もちろん、利益を出すためである;戦略なしには、どこにも行けやしない ほか)
第2部 いかにしてより多く販売し、儲けるか(ポジショニングは、双方向のものだ;クリントンとダイアナ妃とラマダンと、物を売ることの関連とは?;ジェリー・セインフェルドが、マーケティングについて教えてくれたこと ほか)
第3部 誰が実行するのか(人数が問題なのではない。結果が重要なのだ;私は、広告代理店のことを嫌ってはいない。彼らの中には、私のことを好ましく思う人さえいる;これまでの伝統的なマーケティングは、死にかけているのではない。とっくに死んでいるのだ)