内容説明
経済のソフト化は、サービス化、情報化などを包含する広い概念である。ソフト化を推進する要因は多数あり、いろいろな要因が互いに絡み合いながらソフト化社会を築き上げているが、特に影響が大きい要因として、価値観の多様化、情報化、ハイテク化、国際化、高学歴化、高齢化、女性の社会進出の7つのソフト化の波が挙げられる。本書では、上記の7つのソフトレンドを包含しつつ90年代のソフトレンドを「貴族化」、「グローバル化」、「融合化」および「コンビニ化」の4つにまとめた。
目次
第1編 ソフト化の潮流(90年代のソフトレンド;日本経済に見るソフト化の進展;米国・英国・韓国経済に見るソフト化の進展;日本産業のソフト化)
第2部 変貌する産業ソフト化地図(産業ソフト化の動向―概括;53業種に見るソフト化の動向と展望)