企業価値評価 第4版〈上〉バリュエーション:価値創造の理論と実践 (第4版)

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  • サイズ A5判/ページ数 457p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478470824
  • NDC分類 336.83
  • Cコード C2034

出版社内容情報

DCF法による企業価値評価を提唱した前著を大幅改定。世界的標準となった手法を提唱者が、より丁寧に解説する。

企業価値を語る上で欠くことができないのが、DCF法。将来キャッシュフローを現在価値で割引くこの手法がいまや世界標準として市場で使われている。本書はその手法の提唱者による原書の大幅改定。価値評価の実践技法について、5つのステップで詳細に紹介する他、株価のみでなく企業価値で市場に評価される企業像を提唱する。

目次

第1部 原理編(企業価値の最大化;企業価値を創造する経営者;価値創造の本質;株式市場は何で動くか)
第2部 実践編(企業価値評価のフレームワーク;ROICと成長率;過去の業績分析;将来の業績予測 ほか)

著者等紹介

コラー,ティム[コラー,ティム][Koller,Tim]
マッキンゼー・ニューヨーク・オフィスのプリンシパル(パートナー)。米国および欧州のクライアントに対して、企業戦略、資本市場関連、M&A、価値創造経営(VBM)などのコンサルティングを行っている。また、企業価値評価、資本市場問題の研究グループのリーダーでもある。シカゴ大学ビジネススクール修士課程修了(MBA)

フーカート,マーク[フーカート,マーク][Goedhart,Marc]
マッキンゼー・アムステルダム・オフィスのアソシエイト・プリンシパル。欧州企業に対する、事業ポートフォリオ再構築、M&A、資本市場に関するコンサルティングに従事。ロッテルダムのエラスマス大学院よりファイナンスの博士号取得

ウェッセルズ,デイビッド[ウェッセルズ,デイビッド][Wessels,David]
ペンシルベニア大学ウォートンスクール(経営学大学院)の准教授兼エグゼクティブ・コース・ディレクター。専門はファイナンス。MBAコースとエグゼクティブ・コースにて、企業価値評価を教え、ビジネスウィーク誌にて「トップ・ビジネススクール教官」の一人に選ばれている。カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて博士号取得。マッキンゼーのOBでもある

本田桂子[ホンダケイコ]
お茶の水大学卒業。ペンシルベニア大学ウォートンスクール(経営学大学院)修士課程修了(MBA)。ベイン・アンド・カンパニー、リーマン・ブラザーズを経てマッキンゼー入社。現在プリンシパル(パートナー)。2002年度は一橋大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略コースの客員助教授を、2002~04年度は中央大学アカウンティングスクール(会計大学院)の非常勤講師をつとめた。日本およびアジア地域を中心に、金融機関、プライベート・エクイティ等へのコンサルティングに従事

天野洋世[アマノヒロヨ]
フェリス女学院大学卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)修士課程修了(MBA)。モルガン・スタンレーを経て、マッキンゼー入社。コーポレート・ファイナンス・グループのメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baboocon

11
企業価値評価といえばこのマッキンゼーのシリーズ。前にも図書館で借りて目は通したことはあったが、今回ようやく最後まで読み切った。 第3版から大幅に内容が増えて上下巻2冊構成になり、この上巻は過去の業績分析と将来の業績予測の章がより実務向けの解説になっている。 あとはもう少し日本語訳がこなれてくれたら読みやすいんだけど・・・(^_^;)2010/10/11

手押し戦車

9
難攻不落な財務を維持して、多額の余剰流動性、最小限の短期債務を重視して、持続可能な競争優位性をもたらすビジネスの堀を拡げ育成して行く。堀と人財がキャッシュフローを生み出す。企業価値は顧客が購入したくなる魅力的な商品やサービスやコスト削減に取組む社員のこそが価値の源泉になる。顧客と社員、お金を払う人と払わせる人が大事で有り満足度が上がるほどキャッシュが増え結果、仕入れなど増え外に対する好循環が生まれる。利益を出そうとして説明のつかないリスクを取ることはファイナンスのエゴになり本業の足を引っ張り価値を下げる。2014/12/03

odaken

4
上下巻および実践編まとめて微妙。FCFやグロスCFやROICは使える要素だとしても肝心の企業価値を評価する手法に使う変数を決めるのが曖昧である。まず上下巻を読んだだけでは日本の会計基準のどこの項目が計算するために必要な変数に該当するのかがパッとわからない。実践編で項目を理解していても結局は評価する段階でリスクプレミアムやベータ値を推定しなければならず、市場に精通していないと結果が正しいのかもわからない。つまるところ自分の経験値を数学的要素で他人に説明する際にこの本は便利であるぐらいでしかないと思われる2014/06/09

SK

2
企業価値評価の大御所。上下巻出ているけど、主に使うのは上巻。ただし下巻も一度は目を通しておくべき。2011/01/17

mtsuka

1
マッキンゼーの企業価値評価ノウハウの詰まった本ということだが、とりあえず読了。一度で完全習得は難しいが、全く歯がたたないというわけでもなさそう。多くの前提をおいてざっくりと式を単純化していくところもあり良い意味で実務的。ただ特に今回βのアンレバード化を重点的に読んだものの、知りたかった (1-t) が式になくてちょっと残念。2015/10/04

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