出版社内容情報
次の社会、次の経済に適したマネジメントの理論を、複雑系研究の第一人者が論じる。田坂広志氏の特別解説が読者の理解を助ける。
内容説明
なぜ、これまでのマネジメントでは、人を生かせないのか?新しい世界観が生んだマネジメントの「次なる常識」。
目次
特別解説 創発型マネジャー12の心得
複雑な世界のマネジメント
シンプルな原則が人を動かす
メンタルモデルを尊重する
風景のメタファーを利用する
部分を自由に組み合わせる
人間には様々な顔がある
峡谷を掘って水を流れさせよ
物語で人々の心に共鳴を起こす
偵察隊で予期せぬ出来事に備える
「名づけ」によって知識をマネジメントする
言葉のエネルギーを活用する
複雑性をマスターする5つのステップ
複雑性の科学は単純さを扱う
著者等紹介
リーサック,マイケル[リーサック,マイケル][Lissack,Michael]
世界の複雑系研究をリードするニューイングランド複雑系研究所(New England Complex Systems Institute:NECSI)設立者。共鳴と創発研究所(Institute for the Study of Coherence and Emergence:ISCE)ディレクター。ナレッジ・ベンチャー社会長。複雑系のマネジメントを議論するウェブ・コミュニティ「コンプレックスM」を立ち上げ、そのモデレーターを務める。投資銀行のスミス・バーニーに在籍中には、「ウォール街25人のスマート・プレイヤー」「マネーについての考え方に最も影響を与えた100人」に選ばれた
ルース,ヨハン[ルース,ヨハン][Roos,Johan]
スイスIMD(国際経営開発研究所)元教授。イマジネーション・ラボ代表
田坂広志[タサカヒロシ]
1951年生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修了。工学博士。米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員、日本総合研究所取締役・創発戦略センター所長などを経て、現在、多摩大学・大学院教授、シンクタンク・ソフィアバンク代表。米国ニューイングランド複雑系研究所(NECSI)客員教授、日本総合研究所フェローなどを務める
酒井泰介[サカイタイスケ]
翻訳者
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