内容説明
プロフェッショナルが駆使する経営戦略論の基礎とその実践方法を、平易な説明と豊富な例題で解説する。
目次
1 経営の羅針盤をもつ(経営理念―経営の柱を築く;SWOT分析と3C分析―環境を把握する;ドメイン(事業領域)―舞台を決める)
2 競争に対処する(5つの競争要因―業界の構造を知る;3つの基本戦略―競争優位を獲得する;バリューチェーン(価値連鎖)―競争優位の源泉を探る
競争地位別戦略―自社のポジションを把握する)
3 成長を維持する(PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)―経営資源を有効活用する
アンゾフのマトリックスと多角化戦略―新たな成長機会を探る)
4 多様化する戦略をいかに使うか(ゲリラ・マーケティングとランチェスター戦略―企業規模にあわせた対応;模倣戦略―後発という選択肢;プロセス型戦略―コアになる強みを生かす;CS(顧客満足)―顧客を離さないという考え方)
著者等紹介
内田学[ウチダマナブ]
1966年宮城県仙台市生まれ。1989年日本大学経済学部卒業。1991年法政大学大学院社会科学研究科経済学専攻修士課程修了、1994年同博士課程単位取得。1997年ニューヨーク市立大学バルーク・カレッジ経営大学院(MBA)修了。1997年帰国後、MBAのエッセンスを取り入れた実践的ビジネス教育を行なう(株)バルーク・ビジネス・コンサルティング(BBC)を設立し、現在にいたる(代表取締役)。早稲田大学オープンカレッジ講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kuma-kichi
0
いわゆる経営コンサルタントが経営戦略を論じるとき、さまざまな「ツール」を使用します。 もちろんツールを使用して分析してみても、実際のところは分からないだろう、 といささかはすに構えてしまうのですが、それでも、そうしたモノサシを使って状況を 分析してみることは、やはりある程度のことは見えてくるのかもしれない、と思います。 この本は、そうしたノウハウ的な「経営ツール」を説明しています。 全体として統一されている、ということはなくて、それぞれのツールについての そこそこの説明がされています。 2012/01/05
-
- 電子書籍
- 桃色ヘヴン!(10)