内容説明
本書では情報を適切に収集、精製、統合、解釈するというプロセスを構築、運用する力こそ組織の分析力とし、それをインテリジェンスと呼んでいる。あらゆるレベルの企業が「インテリジェンスを得るための仕掛けと適切な組織づくり」を実現するために実践的な方法論を示している。
目次
企業の存続を脅かす七つの現実―なぜ、情報管理戦略の見直しが必要か
情報進化モデル―企業の存続をかけた進化の道
情報進化の五段階―四つの次元で現在のレベルを見きわめる
次元の対立―1+1が2より小さくなるとき
企業のGPS―現状を客観的に把握する方法
個人レベルからの脱却―レベル1からレベル2へ
全社レベルの視点の獲得―レベル2からレベル3へ
市場リーダーシップの獲得―レベル3からレベル4へ
持続可能な成長の実現―レベル4からレベル5へ
情報進化アセスメント・プロセス―進化を計画するための五段階
ビジネス・インテリジェンスの知的活用法―BICCの導入
進化の財源―上位レベルに移行する資金を生み出す独創的方法
著者等紹介
デイビス,ジム[デイビス,ジム][Davis,Jim]
米国SAS Institute Inc.上級副社長兼最高マーケティング責任者。SASにおいて、製品、ソリューション、サービスに関する戦略方針の策定と、グローバルな情報発信を担当。業界リーダーとしても著名であり、ツール販売業者にすぎなかったSASが、現在のような顧客志向のソフトウェア・ソリューション提供者に転換する際に主導的な役割を果たした。ノースカロライナ州立大学でコンピュータ・サイエンスの学士号を取得
ミラー,グロリア・J.[ミラー,グロリアJ.][Miller,Gloria J.]
SAS Internationalプロフェッショナル・サービス部門担当副社長。SASグローバル・サービス(SGS)取締役。ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋の45か国におけるコンサルティングと教育サービスを指揮。開発された広範な知識マネジメント手法は、世界各地で盛んに利用され、SASの業界別ソリューションの基盤となっている。「SASインダストリー・インテリジェンス・ソリューション」開発チームの開発担当エグゼクティブ・マネジャーとして銀行、通信、小売、保険など、各業界のソリューションを担当。このソリューションからビジネス戦略の実施、顧客リレーションシップの維持・強化、利益の最大化、全社データの活用、などを効果的に進めるための洞察が得られる。業界専用のデータモデルや分析モデル、スリムなプロセスと手法により、迅速にROIを改善できる。ジョージア州立オーガスタ大学で科学の学士号を取得。メリーランド州立ボウイ大学で経営学修士号(MBA)を取得
ラッセル,アラン[ラッセル,アラン][Russell,Allan]
SAS International戦略担当上級副社長。戦略担当上級副社長として、SASのソフトウエア開発を推進し、ヨーロッパにおけるソフトウエア開発プロジェクトを統括している。SASでの勤務は25年を超え、SASが提供する技術のあらゆる領域について、深い専門知識を蓄えてきた。SASシステムのビジネスへの応用についても造詣が深い。SASのインテリジェンス・プラットフォームの主要作成者の一人。このオープンで拡張性のあるアーキテクチャにより、ユーザー・ニーズに適合し、しかも、変化への対応が容易なインテリジェンス・システムを迅速に開発できるようになった。1975年、グラスゴー大学卒(コンピュータ・サイエンス専攻)
鈴木泰雄[スズキヤスオ]
京都大学文学部卒業(社会学専攻)。ノースウエスタン大学ビジネススクールでMBAを取得。6年間のロンドン駐在を含めてサントリー(株)に20年間勤務し、主に海外事業の企画業務に携わる。翻訳家として独立後、ビジネスからノンフィクションまで広範に活動。現在は『ハーバード・ビジネス・レビュー』の記事翻訳などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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カラクリ
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