トヨタ 愚直なる人づくり―知られざる究極の「強み」を探る

井上 久男【著】

ダイヤモンド社（2007/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 225p／高さ 20cm
• 商品コード 9784478312193
• NDC分類 537.09
• Cコード C2034

内容説明

渡辺捷昭社長をはじめ、トヨタ関係者５０人以上に徹底取材！２兆円稼ぐ本当の強さ。

目次

序章　トルコ工場の復活に見るトヨタの本質
第１章　矛盾を包含するトヨタという会社
第２章　社内に張り巡らされる組織ネットワーク
第３章　現場を支えるモノづくりのエリートたち
第４章　世界に通用するマネジメント教育
第５章　柔軟かつ愚直な人事制度
第６章　協調と競争を生み出す関連会社とのネットワーク
第７章　世界企業の新たな課題　人づくりのグローバル化
第８章　トヨタはローマ帝国か

著者等紹介

井上久男［イノウエヒサオ］
ジャーナリスト。１９６４年生まれ。九州大学卒業。８８年、ＮＥＣに入社。９２年、朝日新聞社入社。支局勤務を経て９５年から経済部記者。名古屋経済部時代は、愛知県豊田市に駐在してトヨタ自動車やグループ企業を担当。９８年に東京経済部に転勤し、日産自動車や三菱重工業など自動車産業全般や造船重機産業を担当したほか、「転機の教育」取材班にて産業競争力と教育をテーマに取材する。２００２年からは大阪経済部にて松下電器産業や三洋電機、関西財界などを担当。２００４年、同社を退社、フリーランスに。０５年、大阪市立大大学院・創造都市研究科・アントレプレナーシップ研究分野修了。現在は同研究科・創造都市専攻（事業創造領域、博士後期課程）に在籍。０４年４月から０６年３月まで大阪大学フロンティア研究機構（ＦＲＣ）特任講師を務める。現在は雑誌『文藝春秋』『週刊ダイヤモンド』『ファクタ』などに寄稿している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kei]

グレイナーの５段階成長説を使って、企業の発展を分析するので、トヨタの本を読んでみたが、その目的は達成できなかった。しかし、トヨタの人づくりが非常に人間味にあふれ、物作り・人作りを大切にしていることがよくわかった。

2016/11/25

[えみり〜]

読

2016/10/17

[パパ]

他のトヨタ関連の書籍を読む方がよい。読みにくいことはない。

2012/09/28

[アルバトロス]

流し読みとしました

2012/05/19

[Hiroshi Kiso]

トヨタはよく「行動が遅い」、「下請けいじめ」などと言われるが、それは見方によるのだなと思った。「行動が遅い」は議論をしっかりして決めるので決断は遅いが、その後の行動が速かったり、「下請けいじめ」はサプライヤーの成長にも繋がっているという。それとやはりトヨタは人を大事にする会社で、人材育成を大事にしていることが分かる本だった。

2012/02/24