内容説明
現代、そしてそれを準備した近代―この数世紀にわたる人間社会の「進歩の果実」を、全領域的に検証。新たなる視座から、人間社会への知的貢献を試みた野心作。
目次
序章 新しき時代の指針を求めて
第1部 技術と正義(技術、自然、および社会―三つの世界観の変遷と領域の混乱;テレテキストと技術―脱工業社会における知識と情報の新しいネットワーク)
第2部 ユートピアの予言者(ヴェブレンとテクノクラート―『技術者と価格体系』をめぐって;シャルル・フーリエ―ユーサイキアの予言者;過去と未来のマルクス―マイケル・ハリントンへの疑問)
第3部 知識人と「新階級」(アメリカ社会における「インテリゲンチア」;俗流社会学―C・ライト・ミルズへの反論;新階級―混乱した役割)
第4部 社会変革の方向(国民性の分析;民族性と社会変化;未来社会の危機構造;脱工業社会におけるリベラリズム;アメリカ例外主義の終焉)
第5部 文化と信仰(モダニズムの超越;正義の初歩;記憶の危険;宗教への回帰?)
感想・レビュー
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