二十世紀文化の散歩道

二十世紀文化の散歩道

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  • サイズ A5判/ページ数 718p/高さ 22X17cm
  • 商品コード 9784478200209
  • NDC分類 304
  • Cコード C1036

内容説明

現代、そしてそれを準備した近代―この数世紀にわたる人間社会の「進歩の果実」を、全領域的に検証。新たなる視座から、人間社会への知的貢献を試みた野心作。

目次

序章 新しき時代の指針を求めて
第1部 技術と正義(技術、自然、および社会―三つの世界観の変遷と領域の混乱;テレテキストと技術―脱工業社会における知識と情報の新しいネットワーク)
第2部 ユートピアの予言者(ヴェブレンとテクノクラート―『技術者と価格体系』をめぐって;シャルル・フーリエ―ユーサイキアの予言者;過去と未来のマルクス―マイケル・ハリントンへの疑問)
第3部 知識人と「新階級」(アメリカ社会における「インテリゲンチア」;俗流社会学―C・ライト・ミルズへの反論;新階級―混乱した役割)
第4部 社会変革の方向(国民性の分析;民族性と社会変化;未来社会の危機構造;脱工業社会におけるリベラリズム;アメリカ例外主義の終焉)
第5部 文化と信仰(モダニズムの超越;正義の初歩;記憶の危険;宗教への回帰?)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

88
この著者のダニエル・ベルは「脱工業社会の到来」という著作が有名でわたしは昔読んだことがあり、財貨中心の工業社会から情報中心の脱工業社会へとシフトしていくという論理に感銘したものでした。その後この著作が出されて(1980年)、さまざまな観点からの今後の社会がどのような道筋を歩んでいくのかを説いています。今読んでも古臭くはなくよく近未来を見通しているということではいい本であると思います。2025/05/18

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