内容説明
国際法がわかれば、世界の動きが手に取るように見えてくる。中学生からでも読める入門書の決定版。
目次
第1章 国際法の概要
第2章 国家と政府
第3章 領域
第4章 紛争の平和的解決と国際司法裁判所
第5章 国際連合
第6章 武力紛争と国際法
第7章 現代の紛争
著者等紹介
尾崎哲夫[オザキテツオ]
1953年大阪生まれ。76年早稲田大学法学部卒業。2000年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係専攻修了。松下電送機器(株)勤務、関西外国語大学短期大学部教授他を経て、近畿大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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makio37
3
国際社会のルールについて非常に分かりやすく解説されている。物足りなく感じる部分もあるが、領水の定義などあやふやだった内容を広く浅く確認できた。<武力不行使の原則><国際法では認めていない先制的自衛権や他国の内戦への援助><捕虜や文民保護に関するジュネーブ条約>などの国際社会のルールを平然と破ってきた米国のならず者国家ぶりが際立つ。そして「上限は宇宙の下方まで」「領域主権が排他的に及ぶ」筈の領空をその米国に占領される状況を「黙認」したままの、この国の異常さを改めて思う。 2014/06/15
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
3
本などで、「概要くらい、いい大人なんだから知ってるよね?」と言わんばかりにサラッと出てくる国際法。知らんつうの。というわけで読んでみました。文章は平易で説明も丁寧だが、ちょっと国際法をかじってみたい一般人というよりは、法律を学ぶ学生さん向き?国連、戦時国際法あたりが興味深いかな。「非人道的」として毒ガスや対人地雷が禁じられても、核兵器がそうなるわけじゃない。そう言や、国連安保理の常任理事国ってみんな核保有…(以下自粛)2013/11/17
ユヒ
1
少しずつ言葉に慣れるために読んだ。2015/09/30
check09
1
国際法の基礎が、例をあげてわかりやすく説明されている。国家の成立要件から、国連・紛争までを取り上げている。法学の素人である私にはいい入門書だと思う。他の本をもっと読みたい。2011/02/09
phmchb
0
わかりやすい!2013/07/04