出版社内容情報
AIは「使う」ものから、「共に考え、価値を生み出す」存在へ──。
2004年、故C.K.プラハラード教授との共著『価値共創の未来へ』で、ラマスワミ氏は、価値は企業の内部で完結するものではなく、顧客や利用者との「共創(Co Creation)」によって生み出されるようになると論じた。当時は先進的すぎると受け止められたこの視点は、その後のCX(顧客体験)重視の経営やプラットフォーム戦略、エコシステム型ビジネスの広がりによって、現実のものとなった。 本書『共知革命』は、その思想が生成AIと結びつくことで、共創の主体が人間同士から人間とAIへと拡張された、いわば必然的な到達点として位置づけることができる。
本書が一貫して強調しているのは、生成AIの価値は自動化ではなく、人間の知性を拡張する新しいパートナーの出現であるという点だ。この前提に立たなければ、現在起きている変化の意味を正しく理解することはできない。
共知の時代で重要なのは、特定のAIツールに習熟することではない。AIと共に考え、問いを立て、学び続ける能力である。
AIは今後も進化を続ける。だからこそ、固定的なスキルではなく、変化に適応し続ける思考様式が求められる。
本書『共知革命』は、AIを「どう使うか」を超えて、AIと共にどのような社会とビジネスを形成し得るかを理解するための基本図式となる。
【目次】
1章 AIとの新たな関わり
2章 共知とともに歩むライフXヴァースの世界へ
3章 共知アーキテクチャを構築し、活用する
4章 PIEXレンズ──人間とAIの価値共創を可視化し、拡張する
5章 エコシステム上のステークホルダーとの共創
6章 共知型企業への進化
7章 共知の世界で共創的生命組織を設計する
8章 セクター横断的に進化する持続可能なウェルビーイング・インパクト
9章 エコAIリテラシーの育成と生涯学習
アド・アストラ──栄光の星々に向かって
内容説明
「価値共創」の概念を打ち立てた世界的経営学者が描く、新たなAI社会論。ロレアル、シーメンス、テスラ…世界100超の事例で読み解く。
目次
1章 AIとの新たな関わり
2章 共創知とともに歩むライフXヴァースの世界へ
3章 共創知アーキテクチャの構築と活用
4章 PIEXレンズ―人間とAIによる価値共創の可視化と拡張
5章 エコシステムのステークホルダーとの共創
6章 共創知型企業への進化
7章 共創知の世界で共創的生命組織をどう設計するか
8章 セクター横断的に進化する持続可能なウェルビーイング・インパクト
9章 エコAIリテラシーの育成と生涯学習
対談 共創知革命で変貌する経済と社会 ベンカト・ラマスワミ×山口重樹
著者等紹介
ラマスワミ,ベンカト[ラマスワミ,ベンカト] [Ramaswamy,Venkat]
ミシガン大学アナーバー校ロス・スクール・オブ・ビジネスマーケティング教授兼ハルマン・フェロー(エレクトロニック・ビジネス担当)。イノベーション、戦略、マーケティング、ブランディング、IT、オペレーション、組織の人間的側面など幅広い領域を対象とする、世界的に著名なソートリーダーであり、アイデアの実践者、領域横断的な研究者。2004年『The Future of Competition』(C・K・プラハラードとの共著、邦訳『価値共創の未来へ』)では、「共創」(コンクリエーション)を革命的なビジネス概念として世に送り出した。共創型企業への転換を目指すグローバル企業のメンターとして、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、中南米の多くの組織に対し、共創による新たなビジネスアイデアの構想・実行と、組織内に共創のためのマネジメント能力構築を支援している
ナラヤナン,クリシュナン[ナラヤナン,クリシュナン] [Narayanan,Krishnan]
イティハーサ・リサーチ・アンド・デジタルの共同創業者兼プレジデントとして、先端テクノロジーとイノベーションの研究に取り組む。インフォシス・ラボのマネジメント・カウンシルのメンバーを務めた。水資源研究センター「アクアマップ」の創設ボードメンバー、グローバル・ラーニング・カウンシルのアドバイザーを務めるほか、インド工科大学マドラス校および同校の「責任あるAIセンター」で教育・研究に従事。インド工科大学マドラス校とXLRIジャムシェドプルで学位を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



