出版社内容情報
もしあのとき、私が判断を間違えていなければ――。
4年前。私は事業再生を請け負う経営コンサルタントとして、株式会社ワタナベに乗り込んでいた。同社は、好況時には大きな利益を計上できるものの、リーマンショックのような不況時には売上が激減し、倒産の危機に追い込まれるリスクを抱えていた。
メインバンクをはじめとした取引銀行は長年、ワタナベに業績の安定化を求めており、受注の安定する事業へ軸足をシフトするこを求めていた。そして、経営コンサルタントとして関わった私もそれが同社の進むべき道と考え、安定した経営体制を目指し、構造転換を推し進めたのだが……。
繰り返す失敗。後悔の先の挑戦。正解のない現場で、人はどう決断するのか?
ドラッカー、ポーター、コトラー、カーネギー、マズロー、稲森和夫……課題解決の重要なヒントは経営学の巨人たちが教えてくれた。時を超えて疾走する新感覚のビジネス小説で、経営学の叡智が“生きた知識”になる!
【目次】
目次
プロローグ 破産
第一章 企業の目的 ~ピーター・ドラッカー~
第二章 競争戦略 ~マイケル・ポーター~
第三章 会計学 ~稲盛和夫~
第四章 マーケティング ~フィリップ・コトラー~
第五章 スタートアップ ~セラノス~
第六章 人的資本経営 ~ビジョナリー・カンパニー~
第七章 プレシンギュラリティ ~AIエージェント~
第八章 人を動かす ~デール・カーネギー~
エピローグ 仕事 ~アブラハム・マズロー~



