出版社内容情報
「常人の見えない物が見えるというのは、これはなかなかスリリングで楽しい。
時々迷い込む常ならぬ空間は、映画よりも、小説よりもリアルだ」――こう語る著者が三十年あまりにわたって体験、収集してきた怪奇譚の数々。
本書の執筆を始めた途端起きた怪異現象を含む自身の体験から、知人の心霊エピソードまで、「嘘偽りなく」百話収録した実録怪談集が今、甦る!
巻末に大迫純一氏・市野清文氏を迎えての「怪奇鼎談」を収載。
【目次】
内容説明
「常人の見えない物が見えるというのは、これはなかなかスリリングで楽しい。時々迷い込む常ならぬ空間は、映画よりも、小説よりもリアルだ」―こう語る著者が三十年あまりにわたって体験、収集してきた怪奇譚の数々。本書の執筆を始めた途端起きた怪異現象を含む自身の体験から、知人の心霊エピソードまで、「嘘偽りなく」百話収録した実録怪談集が今、甦る!巻末に大迫純一氏・市野清文氏を迎えての「怪奇鼎談」を収載。
著者等紹介
平谷美樹[ヒラヤヨシキ]
1960年岩手県生まれ。大阪芸術大学卒業。2000年、『エンデュミオン エンデュミオン』で作家デビュー。同年『エリ・エリ』で第1回小松左京賞、14年「風の王国」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あられ
7
もとの本を読んだかもしれないが、新装版が出たので読んだ。こういう話が読みたかった(怖いからすぐ忘れるが。。。) 一晩で読むな、とのことだったので、ちょっとずつ、分けて読む。見えるひとの日々って、こんなふうなのか。。。妻が場馴れしてる感じで頼もしい存在。猫の予感が飼い主思いでよかった。釣りのことは分からないが、川にも怪異があるんだね、こわ。。。2026/07/30
KDS
6
夏といえば怪談。急に暑くなってきたので涼しくなろうと書店で見つけて購入した本書。2002年初版の作品の新装版。初読み作家。著者名の漢字の字面から女性作家なのかと思ったが、「ひらやよしき」と読むらしく男性作家であった。実話怪談らしくささいな怪異といったものが多く、これは…という話はさほど多くはないのだが、時おりこれにはビビったというものが紛れ込んでいたりする。第九十四話「バックミラーの中」がそれに該当。中古車で買った軽トラックのバックミラーに映ったもの…それだけでもかなり怖いが、そのいきさつには更なる戦慄!2026/07/20
anxiety
5
本屋の棚で福澤徹三さんの本を見ていたら横に並んでいたので購入。平谷美樹さんは「運河の果て」などゼロ年代に達者なSF作品を書いてた人、のイメージだったけど、怪談を書くとは初めて知った。所謂「見える人」である平谷さんが、日常生活の中で遭遇した怪異を描く身辺雑記本みたいな構成。実話怪談なのだけれど、著者の住む自然豊かな岩手での生活の描写と相俟って、怖さよりもどこか超自然的なものへの敬意の様なものが上回る。自分の中の勝手な岩手のイメージが補正している部分もあるかもしれないけれど。2026/07/28
taro
3
視える人が記す怪談。怪異が日常と同居しているので、随筆風怪談という感じ。視えようが視えまいがそのモノに対する最低限の礼儀というのは常に持っておきたいものです。2026/08/23




