出版社内容情報
苦しみに満ちた人生をどう受け入れ、どう生き抜くか。出世や富では満たされない心の空虚に向き合い「偽りの幸福」を手放すことで「真の幸福」を見出すための30の考え方をショーペンハウアーの哲学から学ぶ自己啓発書。韓国では50万部を超えるベストセラーとなり「ショーペンハウアーブーム」の火付け役となった。
【目次】
はじめに 他人と比べる人生ではなく、自分だけの人生のために
第1章 なぜ、人生はつらいのか――真理について
01 人生の苦しみはすべて生きる意志から生じる|苦痛|
02 欲望から逃れることは死ぬまでできない|欲望|
03 人生は苦痛と倦怠を行き来する振り子だ|過剰|
04 新しいものを欲さずに自らの内面を見つめよ|欠乏|
05 欲望を満たすのではなく苦痛を減らすべきだ|充足|
06 幸せに生きるということは、苦痛に耐えるということだ|幸福|
第2章 なぜ、あるがままを認めるべきなのか――自信について
07 幸福と不幸に対する観点を変えよ|性格|
08 やりたいこととやれることを区別せよ|能力|
09 幸福も不幸も想像してはいけない|感情|
10 自分が死んでも世界が変わることはない|死|
11 死にたいと思うのはよく生きたいと願うから|生への意志|
第3章 何をもって内面を満たすべきか――幸福について
12 幸福の90パーセントは健康に左右される|健康|
13 心の安らぎなしに幸せは得られない|平常心|
14 耐え難いほどつらいとき、自然と芸術が癒しとなる|観照|
15 人生を楽しむ秘訣は孤独を友にすること|楽しむ|
16 自分で考えないならば本を読んではいけない|読書|
17 他人に向け書くのではなく自分のために書くべきだ|書く|
第4章 どんな人間として生きるべきか――人間関係について
18 永遠の生を欲するために人は愛から逃れられない|本能|
19 愛は幻想でしかないが、だからこそ人生を彩る|恋愛|
20 結婚で幸せにはなれないがひとりで生きるのも不幸だ|結婚|
21 本能的に惹かれる人にも、条件がよい人にも失望する|条件|
22 冷たいと思われようが自分の距離を保つべきだ|人間関係|
23 価値ある人生を送るためにひとりでいられる力を持つ|孤独|
24 他人の痛みを憐れむことで自分の欲望が消えていく|共感|
第5章 どこに幸福を見いだすべきか――人生について
25 些細な満足のなかにある確かな幸せを見つける|満足|
26 過去や未来にとらわれず、二度とこない今日を生きる|現在|
27 他人の目などにとらわれず自ら望むことを存分にやれ|個性|
28 いくらお金があっても、心が貧しい人は不幸だ|お金|
29 人に好かれなくていい、自らの価値を自分で誇れ|自尊心|
30 誰にも奪うことができない幸福をあなたは持っている|自己肯定|
内容説明
何のため生きる?限りある人生で「真の幸福」を得るための現代に響く哲人の教え。
目次
第1章 なぜ、人生はつらいのか―真理について(人生の苦しみはすべて生きる意志から生じる―苦痛;欲望から逃れることは死ぬまでできない―欲望 ほか)
第2章 なぜ、あるがままを認めるべきなのか―自信について(幸福と不幸に対する観点を変えよ―性格;やりたいこととやれることを区別せよ―能力 ほか)
第3章 何をもって内面を満たすべきか―幸福について(幸福の90パーセントは健康に左右される―健康;心の安らぎなしに幸せは得られない―平常心 ほか)
第4章 どんな人間として生きるべきか―人間関係について(永遠の生を欲するために人は愛から逃れられない―本能;愛は幻想でしかないが、だからこそ人生を彩る―恋愛 ほか)
第5章 どこに幸福を見いだすべきか―人生について(些細な満足のなかにある確かな幸せを見つける―満足;過去や未来にとらわれず、二度とこない今日を生きる―現在 ほか)
著者等紹介
カンヨンス[カンヨンス]
韓国・高麗大学哲学研究所研究員。高麗大学と大学院で西洋哲学を専攻し修士号を取得。ドイツ・ヴュルツブルク大学で博士号を得る。2002年に博士論文「Nietzsches Kulturphilosophie(ニーチェの文化哲学)」が、世界的に著名な学術誌「Nietzsche‐Studien(ニーチェ研究)」によって「巨大な課題」と評され、東洋人の著書として唯一紹介された。2014年の「ショーペンハウアーの幸福論」では、これまで厭世主義と解釈されていたショーペンハウアーの幸福論」では、これまで厭世主義と解釈されていたショーペンハウアーの哲学から脱し、幸福と欲望の関係から真の幸福に至る方法を紹介した。2019年「ニーチェの正義論に関する研究」が、大韓哲学会より最優秀論文賞を授与される。高麗大学哲学研究所重点研究所の研究教授として3年間「人間の幸福の条件」について共同研究を行った
吉川南[ヨシカワミナミ]
朝鮮語・英語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒業。韓国の書籍やテレビ番組の字幕など、ジャンルを問わず幅広く翻訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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