人を幸せにする広告戦略―消費者、広告主、小売業がＷｉｎ‐Ｗｉｎ‐Ｗｉｎで共鳴する

望田 竜太【著】

ダイヤモンド社（2024/12発売）

• サイズ 46判／ページ数 264p／高さ 19cm
• 商品コード 9784478120217
• NDC分類 674.6
• Cコード C2063

出版社内容情報

確度の高い販促と、顧客の購買行動データが生む新たな収益源の可能性で注目されるリテールメディアの活用法を実例とともに紹介

内容説明

リアル店舗での確実な売上アップ、新たな収益源の獲得、顧客に喜ばれるメリットの提供が同時に実現する。最新技術によるリテールメディア活用法！ウェブ広告だけじゃない広告の新常識！

目次

序章　「脱クッキー」が「メイド・イン・ジャパン」の復権になるかもしれない理由（サードパーティークッキー廃止のインパクト；ＧＡＦＡ一人勝ちの時代は終わる？それとも、より進む？　ほか）
第１章　リテールメディアが脱クッキー時代のベストな解決策になれる理由（サードパーティークッキーがなくなるからリテールメディア？；「規制はかいくぐればＯＫ」が正解なのか？　ほか）
第２章　ここまで来た！リテールメディアの技術とデータ（急激に進化するオフラインのリテールメディア；ＡＩカメラｖｓ．「長年の勘」　ほか）
第３章　事例で学ぶリテールメディアの活用（では、実際にどのように導入する？；リテール側にも課題を解決したいという思いがある　ほか）
第４章　新しいリテールメディアＡｄＣｏｉｎｚ（トクスルビジョン）とは？（リテールメディアの現在地とは？；リテール企業の関心は高いが、ハードルも高い　ほか）
巻末対談　ＬＭＩ誕生！運命的なビハインド

著者等紹介

望田竜太［モチダリュウタ］
ＬＭＩグループ株式会社取締役副社長　共同創業者。早稲田大学卒業後、リサ・パートナーズにてＰＥファンド部門に所属。投資実行・投資先のバリューアップ及び管理業務に携わる。その後、ＰｗＣコンサルティングの戦略チームに転じＢＤＤ、ＰＭＩ、業務改革、新規事業創出、ＤＸなど、さまざまなテーマを経験。２０２０年より取締役ＣＯＯ＆ＣＳＯとしてＬＭＩグループに参画。２０２２年３月取締役副社長に就任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[チャー]

広告業界に努める著者が昨今のデジタル環境と広告との関わり合いについて綴った本。ウェブで広告を見る機会が益々増えているが、欲しい人に対して適切なタイミングで広告を提供するためのテクノロジーの使い方等が紹介されており興味深い。ネットで見る広告が実際の売買に繋がる割合が２割程度しかないという点は初めて知った。リアル店舗では商品への関心度や立ち止まった頻度などがカメラを用いて詳細に分析されているとのこと。これまではウェブ広告だけの強みだった効果測定が、リアルの空間でも徐々に追い付いてきているようだ。

2025/05/03

[ゼロ投資大学]

ネットサーフィンをしていると、自分の知らない間に情報を収集され、自分の嗜好に最適化された広告が表示されることに不快感を感じる人も多いだろう。ネット上に限らず、リアルの空間をデータ化することによって、リテールメディアを新しい広告の舞台にする。

2025/04/02