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ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史

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  • サイズ 46判/ページ数 440p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478119419
  • NDC分類 209
  • Cコード C0040

出版社内容情報

人類の歴史は、地球規模の支配を築いてきた壮大な成功の物語のようにも見える。けれども、その輝かしい成功の裏で、ホモ・サピエンスはずっと「借りものの時間」を生きてきた。その時間はすでに何千年も続いており、今や終わりが近づいている。

人類の絶滅と恐竜の絶滅は、一見すると関係がないように思えるが、実はそうではない。恐竜は、小惑星の衝突が原因でとつぜん絶滅してしまったことが近年の研究からわかっている。しかし、恐竜の歴史を紐解くと、生物(種)には「寿命のようなもの」が存在することがわかる。

人類をはじめとする哺乳類の寿命はおよそ100万年前後のようだ。発生初期の種は他の種と競合することで栄えるが、競合相手がいなくなると衰退の一途をたどる。

私たち人類ーーホモ・サピエンスーーの競合相手がいなくなったのは、およそ2万5000年前だ。気候変動、病気、人口の過密や過疎、天然資源の乱獲、経済の停滞など、どれも今発生した問題のように感じるかもしれないが、実は有史以前からわたしたち人類の運命は決まっていたのである。

今後1万年のあいだに我々ホモ・サピエンスは絶滅する運命となるだろう。なぜ人口増加が減速しているのか、なぜ今なのか、そして人類はどのように絶滅するのか。本書では、なぜそうなったのか、その理由を明らかにしていく。そして、絶滅を回避するための方法とは?

前作『超圧縮地球生物全史』で王立協会科学図書賞を受賞した著者が、明快な語り口で未来予想図を描き、わたしたち人類が絶滅を回避する方法を模索していく。


【目次】

プロローグ

第1部 台頭
1章 人類という家族
2章 ヒト属
3章 横並び、そして生き延びた者
4章 最後に生き残った人類

第2部 凋落
5章 農業―最初の犠牲
6章 病弱で、寄生虫まみれ、感染症にも悩まされる
7章 崖っぷち
8章 崖っぷちを越えて
9章 崩壊の先にあるもの

第3部 脱出
10章 未来への鍵を握るのは…
11章 新たな一歩を踏み出す
12章 人類の生存領域を広げる

謝辞
注釈
索引
訳者あとがき

内容説明

私たちの起源、殺戮の歴史、ネアンデルタール人の悲劇、人類のこれからの生存領域、運命を変えられる唯一の種…30万年前に誕生したホモ・サピエンス。絶滅までに残された時間は―。私たちが「生きのびるための鍵」とは?「人類」の過去から未来をめぐるサピエンス・ツアー!The New York Times、Forbes、大絶賛!!

目次

第1部 台頭(人類という家族;ヒト属;横並び、生き延びた者たち;最後に生き残った人類)
第2部 凋落(農業―最初の犠牲;病弱で、寄生虫まみれ、感染症にも悩まされる;崖っぷち;崖っぷちを越えて;崩壊の先にあるもの)
第3部 脱出(未来への鍵を握るのは…;新たな一歩を踏み出す;人類の生存領域を広げる)

著者等紹介

ジー,ヘンリー[ジー,ヘンリー] [Gee,Henry]
1962年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。専門は古生物学および進化生物学。1987年より科学雑誌『ネイチャー』の編集に参加し、現在は生物学シニアエディター、元カリフォルニア大学指導教授。テレビやラジオなどに専門家として登場、BBC World Science Serviceという番組も製作。前作『超圧縮 地球生物全史』(ダイヤモンド社)は王立協会科学図書賞を受賞

竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京生まれ。理学博士、サイエンス作家。東京大学教養学部、理学部卒業、カナダ・マギル大学大学院博士課程修了。小説、エッセイ、翻訳など幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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TK39

6
あまり興味のある分野ではなかったのですが、何となく手に取り、読み始めました。結論、大変面白かったです。人類が感染症に弱いのは遺伝子的な多様性がないからとは知りませんでした。時期は異なるとは言え、元を辿ると一人の女性、一人の男性となるとは。 既に人類はピークを迎えており、滅亡に向かっているということだが、確かにそうかもしれない。 解決策はちょっと同意しかねるところもあります。2025/09/30

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