出版社内容情報
日本の都道府県のなかで、人口や市の数が2番めに少ない島根県。昨今の東京一極集中による地方の衰退問題などの影響から、地域経済の活気が失われていると思うかもしれません。ところが、豊かな自然や文化に恵まれた島根県には、地元のつながりを大切に地元を守り立てる企業や、柔軟な発想で他社にない事業に取り組む企業などが数多く存在しています。本企画では、「地方=ハンデ」という一般的なイメージを払拭するエネルギーを持つ企業を紹介することで、都会に流出し続ける若者のUターンを促し、島根県の経済活動の活性化につなげていければと考えております。上の句編では、地域密着型のサービスに邁進する企業、地元インフラを支える企業、独自の事業で注目を集める企業など全15社を紹介していきます。ほかにも、縮小しつつある地方の“今後のあり方”のよきヒントになるコラムも多く掲載しています。
内容説明
注目企業を紹介!山陰の食を活かし、こだわる!技術力で社会に貢献!文化・教育に力を注ぐ!
目次
巻頭インタビュー 松江商工会議所会頭 田部長右衛門氏
第1章 技術力で社会に貢献する島根の注目企業(アサヒ工業;イーグリッド;大畑建設 ほか)
第2章 文化・教育に力を注ぐ島根の注目企業(愛耕福祉会;今井書店グループ;しちだ・教育研究所 ほか)
第3章 山陰の食を活かし、食にこだわる島根の注目企業(島根さんれい;タカハシ包装センター;中浦食品 ほか)
特別インタビュー 「奇跡の島」隠岐郡海士町町長 大江和彦氏
著者等紹介
遠藤彰[エンドウアキラ]
株式会社BEANS代表取締役CEO。鳥取県米子市出身。1988年明治大学商学部卒業。1996年中小企業診断士経済産業省登録。2010年金融機関から独立し、コンサルティング会社coaching office BEANS創業。地元金融機関に22年間勤務、支店長を経て退職後独立。コーチングコミュニケーションをベースにP.F.ドラッカーの「経営管理手法」とA.アドラーの「個人心理学」を融合させた「対話型人財育成」で企業の経営サポートをしている。2013年より次世代リーダー育成のための異業種交流型勉強会『豆塾』を主宰し、500人以上の経営管理者を地域に輩出している。また、金融機関時代から関わっている喜八プロジェクトやDARAZ FM、源流どぶろく上代などの地域活性化プロジェクトのコーディネートを続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。