出版社内容情報
読み手に伝わり残るのは、
あなたの「言葉のビート」です。
文章は「音」で決まる。
プロドラマー出身の作家だから書けた全く新しい文章論!!
・自分の思いが相手に伝わらない
・うまい文章が書けない
・自分らしい文章にならない
そういう、書く人の多くが必ずぶつかる悩みに、全く新しい解決策を授ける本です。
いくら「論理的」でも「語彙量が豊か」でも「わかりやすく」ても「具体的に」書いてあっても、「いい音だな」と思われないと、読み手の心に残らず、すぐに忘れられてしまうのです。
それはどういう文章なのか、どう書くのかということを、国語の教科書、テレビCM、文学や詩や能、ライトエッセイ、スピッツ・米津玄師ほかミュージシャンの歌詞、絵本など、無数の「音楽的な文章」の具体例と著者自身の創作を交えて伝えます。
メジャーバンドのドラマーとして10年、作家として12年。
両方でプロとして活動してきた著者だけが知っている「伝わる文章の書き方」。
内容説明
読むことと、書くことが、今よりもずっと楽しくなる本です。
目次
第1章 ことばは「音」でできている(本を「音」で読む人;「絵文字」で何が伝わるか ほか)
第2章 文のリズム・日本人のリズム(11歳からの「文のリズムの作り方」;国語は音読から始まる ほか)
第3章 自分の音を鳴らすということ(国語教育のちょっと怖いところ;なぜ「自分のリズム」を見失ってしまうのか? ほか)
第4章 なぜ自分の音を出しにくいのか?(『上を向いて歩こう』はなぜ人の胸を打つのか;「歌詞」は音楽の一部にすぎない ほか)
第5章 「音楽」にとって言葉とはなにか(私がチャットモンチーだったころ;「踊れないやつは人を踊らせられない」 ほか)
著者等紹介
高橋久美子[タカハシクミコ]
1982年、愛媛県生まれ。作家・作詞家・詩人・農家。ロックバンド「チャットモンチー」のドラマー兼作詞担当を経て、2012年より本格的に文筆活動を開始。詩、エッセイ、小説、絵本の執筆、絵本の翻訳の他、さまざまなアーティストへの歌詞提供など、多彩な創作活動を続ける。一年の半分を愛媛の実家で農家として過ごしている。翻訳を担当した『おかあさんはね』(マイクロマガジン社)で第9回ようちえん絵本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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