出版社内容情報
普段飲んでいるその薬、「なぜ効くのか」知っていますか?薬が効くしくみを、「化学」と「生物」の基礎的な内容をおさらいしつつ、徹底的にわかりやすく紹介。むずかしい計算などもなく、構造式を眺めるだけで、薬のメカニズムや製薬の裏側がわかるように説明していきます。製薬の裏側や、医学・薬学の歴史も学べます。
内容説明
「薬が私たちの体内で、どのようにはたらいているのか」そのしくみまで、薬局では説明してくれません。医薬品には説明書が付いてきますが、くわしいことは書いてありません。インターネットで探してみても、専門的で難しい内容ばかり…。そこで、私たちの体を構成する原子や分子といったミクロの視点から、とことんわかりやすく説明した本を書くことにしました。これまで知る機会のなかった「薬のしくみ」について、目に見えない体の中を想像しながらひもといていきましょう!
目次
第1章 薬が効くまでの道のり
第2章 「発熱」と「痛い」はなぜ起こるのか
第3章 アレルギーの鍵穴を埋める
第4章 体を襲う菌・ウイルスと戦う
第5章 生活習慣病を化学する
第6章 じつは奥深い胃腸薬の世界
第7章 より安全な精神科の薬はどうやって生まれたか
第8章 倒すべきは自分由来の細胞
第9章 自分を守るはずの免疫が、病気の原因に
著者等紹介
山口悟[ヤマグチサトル]
1984年、神奈川県生まれ。北里大学薬学部を卒業し、薬剤師の資格を取得。東京工業大学大学院博士課程を単位取得退学後、博士(理学)の学位を得る。専門は有機化学。製薬会社の研究員として医薬品の製造研究に従事したのち、薬学部の大学教員として有機化学の研究・教育を行なう。その後、サイエンスライターに転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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