仕事の未来×組織の未来―新しいワークOSが個人の能力を100%引き出す

個数:
電子版価格
¥2,178
  • 電子版あり

仕事の未来×組織の未来―新しいワークOSが個人の能力を100%引き出す

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478117385
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「仕事」と「人」という「1対1」の対応で雇用や人材活用を考えていたのでは、企業は環境変化のスピードと複雑さについていけない。これからは「仕事を構成するタスクや活動など」と「個人が持っているスキル、能力、経験、知識など」の「多対多」の最適マッチングを追求しなくてはならない。

前者の発想で企業に定着したさまざまなルールや慣行や手順の総体を本書は「古いワーク・オペレーション・システム」と呼び、後者を可能にするものを「新しいワーク・オペレーション・システム」と呼ぶ。新しいOSの具体的内容、導入の手順、考えられる抵抗や失敗の可能性、そしてそれらを克服する対策を論じたのが本書である。

労働力不足の解消、変化する事業ニーズに対応する人材の採用・配置・育成、外部労働力の効果的活用など、企業のHR部門がカバーしなくてはならない領域は拡大する一方だ。もはやHRは企業のサービス部門ではなく戦略的中枢部門となった。いまそうでないなら、一日も早くそうならなくては事業を継続できない。

対応を求められているのは企業だけではない。大学などの教育機関には、細かく分割されたスキルに対応する教育を提供し、能力を保証する資格証明を発行することが求められている。経営者やマネジャーには、雇用関係も階層構造もないなかで指導力と影響力を発揮することが求められている。政策立案者には、非正規雇用労働者やギグワーカーの人権と暮らしを守るための社会政策が求められている。そして個人には、労働市場のニーズをにらみながら常に自分の価値を高めつづけるというキャリア発想が求められている。

近年「メンバーシップ型雇用」から「ジョブ型雇用」への移行の必要性が盛んに唱えられ、さまざまな切り口の書籍が出版されている。これら日本で生まれた2つの用語こそ使われていないが、本書もそのような一冊だ。HRの理論と実務に通じた2人の権威が書いた新しい経営環境に対応するHR戦略論が本書である。

目次

Introduction 新しいワーク・オペレーティングシステム―仕事の脱構築と再構築
1 新しい仕事観と人間観―「職務と人」から「タスクと能力」へ
2 ワーク・オートメーション―人と機械の最適なマッチングを実現する
3 自由で創造的な働き方―フルタイム雇用からオルタナティブな就労形態へ
4 新しいキャリア開発の視点―学歴と職歴からスキルと能力へ
5 仕事の解体と再構築をつづける―プロセス・文化・人材・構造・テクノロジー
6 新しいOSの問題点と解決策―経営とリーダーに求められること
7 プラットフォーム・ワーカーを守る―報酬・社会保障・能力開発・交渉力
8 組織はこうして生まれ変わる―危機的環境変化に対応する仕組み

著者等紹介

ジェスターサン,ラヴィン[ジェスターサン,ラヴィン] [Jesuthasan,Ravin]
マーサーのトランスフォーメーション・サービス事業のグローバルリーダー。未来の仕事とワークフォース・トランスフォーメーションに関する世界的なオピニオンリーダー、フューチャリスト、著者として知られる。世界経済フォーラムで、仕事の変革とグローバル人材に関する画期的な研究「HR4.0:第4次産業革命における人材マネジメント」(HR4.0)をはじめ、数多くの研究プロジェクトを主導。PBSのドキュメンタリーシリーズ「仕事の未来」(Future of Work)のアドバイザー

ブードロー,ジョン・W.[ブードロー,ジョンW.] [Boudreau,John W.]
南カリフォルニア大学マーシャル・スクール・オブ・ビジネス(MBA)名誉教授(経営・組織学)。同大学Center for Effective Organizationsリサーチ・ディレクター。組織を持続的成長軌道に乗せるための人材の活用と開発、HR戦略、人事情報システムなどを研究。スタートアップからグローバル企業、政府機関、非営利団体まで、多くの組織のアドバイザーを務めている。全米HRアカデミー理事、国境なき医師団資源計画委員、企業生産性研究所理事としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nabechiki

0
現代の加速する環境変化に対応するには、フルタイムで雇用される固定型人材を上手くやりくりするやり方ではダメで、仕事を構成要素に分解し改革し続ける新しいワークOSが必要。雇用形態を柔軟にという話もあるが、そもそも採用の間口を広げる事も大切。そしてキャリアパスを示す。グローバルでは当たり前なのかもしれないが、日本で当たり前になるのはいつだろう。プロジェクトベースで仕事は進み、賞与も含めた報酬もプロジェクト単位で。そんな世界では組織にフィットするための能力開発を考えていてはいけない。 2023/08/14

SEAN MIZU

0
組織という箱から解放された労働者はどうなるのか? 労働法がグローバルでの競争優位性を生み出すファクターになりそう。 特に人口減が予想される日本での働き方はどうなるだろうか。示唆に富む2023/10/07

redhotkick

0
日本でもまだ定着しきっているわけでもないアメリカでのジョブ型雇用に対して、それを乗り越える提案がされている。 自分の代ではそこまでの変化があるとも思えないが、子供の代には、AIの利活用も含めて、今の制度が維持できない としたら、最新の状況を死っておくことは重要だと思った。 2023/06/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21005726
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品