LCAが変える産業の未来

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LCAが変える産業の未来

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784478116876
  • NDC分類 519.13
  • Cコード C0030

出版社内容情報

製品やサービスのライフサイクル全体における、投入資源、環境負荷およびそれらによる地球や生態系への環境影響を定量的に評価するLCA(Life Cycle Assessment)。本書では、なぜ今、産業界でLCAへの注目が高まっているのか、現在、どのような動きがあるのか、そしてそれをどのように企業活動・企業経営に組み込み、生かしていくのかを解説する。

内容説明

LCAの歴史を遡ると、古くは1969年に米国の飲料メーカーが始めた飲料容器に関する環境影響評価(リターナブルボトルと使い捨てボトルの比較)を皮切りに、1970年代に米国でさまざまなLCAが実施されたのが始まりで、1980年代には欧州で広まり、1990年代には日本でも「LCA日本フォーラム」が発足した(1995年)。その後1997年にはISO14040(LCAの原則および枠組み)が発行され、その後順次、国際規格が発行されている。このように歴史のあるLCAだが、なぜ今LCAへの注目が高まっているのか、そこではどのような動きがあるのか、それをどのように企業活動・企業経営に組み込み、活かしていくのか。LCAから、産業の未来を考える。

目次

序章 LCAとは何か(なぜ今LCAか?;企業に求められるのは何か?)
第1章 活発化するLCAをめぐる動き(欧州におけるLCA制度化の動向と新しいデータ活用時代の到来;欧州電池規則のインパクト;LCAとデジタルテクノロジー―データ流通ソリューション ほか)
第2章 迫られるLCAへの対応(自動車サプライチェーンにおけるLCA対応戦略;LCA算出手法をめぐる国内外の製造業の動き;LCAに対応した生産システムの革新 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっつん

0
* LCAの内容・制度・取組状況についての概略を示した本 * ある程度包括的に整理されており、全体の状況を俯瞰的に理解するにはGood * 一方で内容が自動車産業に寄り過ぎている点は残念に感じた * 化学メーカーにおけるICP(インターナルカーボンプライシング)の相場は10,000~15,000円/ton2024/02/05

Tadashi ANDO

0
勉強になるね 2023/04/29

はせがーとも

0
LCA算定の意義や課題について詳細に述べられている。情報開示など最近の世界動向にも触れられているため、全体を俯瞰してLCAの活用について考えることができる。製造業で働く人は必読の良書と思う。2023/03/16

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