伊藤忠―財閥系を超えた最強商人

電子版価格
¥1,782
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

伊藤忠―財閥系を超えた最強商人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 357p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478116814
  • NDC分類 335.48
  • Cコード C0034

出版社内容情報

★ダイヤモンド・オンラインの大人気連載を書籍化

☆伊藤忠商事の160年超の歴史が1冊でわかる

★岡藤正広会長が語る「経営の真髄」とは



【内容紹介】

今や就職人気トップの伊藤忠商事。

事業においては、ファミリーマート、エドウイン、ヤナセなど、多くの企業を傘下に収め、一昨年には最終利益、株価、時価総額でついに総合商社トップとなった。

かつて「万年4位」といわれた非財閥系の伊藤忠商事は、なぜ財閥系の雄である三菱商事、三井物産を凌駕する成長を遂げたのか。2年以上にわたる多くの関係者への取材で、伊藤忠商事の創業から160年超の歴史を振り返るとともに、その強さの理由に迫った。



【目次】

プロローグ 社員との約束

第一章 伊藤忠の原点

第二章 財閥系商社との違い

第三章 戦争と商社

第四章 総合商社への道

第五章 高度成長期における商社の役割

第六章 自動車ビジネスへの挑戦

第七章 オイルショックの衝撃

第八章 下積み時代の教訓

第九章 バブルの残照

第十章 商社の序列

第十一章 コンビニ事業への参入

第十二章 ITビジネスへの飛躍

第十三章 か・け・ふ

第十四章 あるべき姿とめざすべき姿

第十五章 日本と総合商社

第十六章 CEOの決断

エピローグ 花見と桜と

内容説明

キーワードは「か・け・ふ」。伊藤忠トップ岡藤正広流のビジネス三原則の真髄!勝ち上がるためのノウハウが詰まった160年を超える物語―。

目次

社員との約束
伊藤忠の原点
財閥系商社との違い
戦争と商社
総合商社への道
高度成長期における商社の役割
自動車ビジネスへの挑戦
オイルショックの衝撃
下積み時代の教訓
バブルの残照
商社の序列
コンビニ事業への参入
ITビジネスへの飛躍
か・け・ふ
あるべき姿とめざすべき姿
日本と総合商社
CEOの決断
エピローグ 花見と祭りと

著者等紹介

野地秩嘉[ノジツネヨシ]
ノンフィクション作家。1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経て現職。人物ルポルタージュ、ビジネス、食、芸能、海外文化など幅広い分野で執筆。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lara

69
財閥系商社とは成り立ちが違う。近江商人の繊維問屋が出発点。伊藤忠兵衛から、最近の丹羽宇一郎、小林栄三、岡藤正広、等々。巨額損失のツケを払った後、商社トップに躍り出る。経営者の戦略に従い、社員の地道な努力の継続もあったことでしょう。か(稼ぐ)け(削る)ふ(防ぐ)の経営施策、第8カンパニーの創設、なかなかユニークな視点に、気付かされました。著者も良くまとめられており、感心しました。 2024/02/26

ちびbookworm

53
★4.5大商社のうち、財閥系と違い、伊藤忠は創業時、個人商店にすぎなかった。そこからいかに繊維会社〜総合商社へと化けたのか?◆冒頭で現CEO岡藤さんの話で読者を惹きつけながら、創業時から各経営者を振り返り、大戦を挟み社史と事業の変遷の概観を語り、伊藤忠の”本質”に迫る本◆近江商人の創業者、豪胆な2代目伊藤忠兵衛、現CEO岡藤さんの話が一番面白かった(序盤、終盤)。現CEOが就任時から就業環境に注力したのは、世間より先んじて「社員=コストでなく資本」の意識があったからだろう。健康経営が魅力的。攻守のバランス2024/08/04

けぴ

37
三井、三菱、住友といった財閥商社と比較すると近江の繊維メーカーから躍進した伊藤忠。その成り立ちから現在までを描く。連載を加筆修正したものなので重複や冗長なところもあるが、全体的には商社というものの本質を学べる。現CEOの岡藤さんの『か・け・ふ』→稼ぐ、削る、防ぐの標語は親しみやすい。110運動として会食は1次会のみで10時まで、また夜8時以降は残業させず朝5時から8時までに仕事をする場合は1.5倍の賃金を支払う、社員が亡くなると子供は大学院卒業までの学費を補助する、など学生人気No1の理由も明かされる。2025/03/16

templecity

12
旧財閥系の商社が政府の払い下げ資産で発展できたのに対し、繊維系商社は独自でビジネスを開発してきた。背広にブランド名をつけたのも伊藤忠のアイデア。社長に権限を持たせて損切などの判断もしっかり行ってきた。瀬島龍三による戦略的な組織構築もあった。正に知力と行動力が商社の原動力である。 2023/06/12

suzuki s

5
オーディオブック。 伊藤忠の歴史や実線の話。 社員を大切にしていることが1つのポイントになっていると感じた。2024/04/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20346479
  • ご注意事項

最近チェックした商品