感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロビン
12
佐渡流罪中「人本尊開顕の書」である『開目抄』に次いで執筆された「法本尊開顕の書」『観心本尊抄』の本文・現代語訳・解説がまとまった有難い本。真の一念三千、十界互具の法理を明らかにし、末法の衆生を救うのは法華経寿量品文底の南無妙法蓮華経であること、この題目には釈尊の因果の功徳が備わっているという「受持即観心」が説かれる。仏の悟りを、対合衆の理解度に合わせずに説いた随自意の教えである法華経の甚深の極意ーあらゆる人間のなかに仏と同じ仏性があるーは「難信難解」であり、反発を招くのは必定。故に勇気ある信心が必要だ。2024/02/29
SK
2
観心本尊抄って、前半こんなに引用ばかりだったか。2021/10/01
Norimasa Saito
2
法本尊開顕の書「観心本尊抄」講義を読む。日蓮大聖人が佐渡期において書き上げた本尊論の証明。あらゆる教行、仏典を引用しながら法華経の根幹とその実践対象に迫っていく。徹底して論理的で精緻な構成で本質に迫っていく。難しいが心地よい。宗教の原点とは何か、人と法があって宗教が成立していく。人間賛歌の教義がここにある。何度も読み込んでいきたい。2018/08/19
こうきち
1
読みました。1級に向けて2018/08/01
こうきち
0
再読。まあ、わかったようなわからんような。2018/11/10
