出版社内容情報
日本では、生涯未婚率はうなぎのぼりで、2040年には人口の半分が独身になるとの予測もある中、国の年金や税制は「専業主婦+子ども2人」の標準家庭をターゲットに策定されており、現状と全く乖離しています。
実際、独身者は、扶養控除もなく、現役時は税金面で損をしていることが多いのです。また、現役時には、収入のほぼすべてを自分で使えるので生活が贅沢になりやすいが、年金生活に入ると、家族持ちだと専業主婦世帯でも2人分の年金がもらえるところ、単身者は1人分の年金のみなので、現役時と老後の落差感が激しいことも特徴です。
加えて、独身者は親の介護を兄弟から押し付けられること多かったり、自分自身の病気や介護に対する備えもしっかりしておく必要があります。また、自分自身の死後のことについても、一人で考えておかねばなりません。
このように、独身者は独身者ならではのお金の問題があり、老後や将来への不安は既婚者より大きいにもかかわらず、これまで、単身者に向けたお金本は、あまり出ていませんでした。(またなぜか女性おひとりさま向けのものが多く実数が多い男性の単身者は手に取りにくいものが多かった)
本書は、単身者が、一生お金に困らず、幸せな老後を送れるようにするためのポイントを書いた「安心してひとりで生きていくための指南書です。
内容説明
独身者は、既婚者とは違う対策が必要!
目次
第1章 独身者がおちいりがちな7つの罠
第2章 独身者こそ、まずは節約・節税!
第3章 独身者のお金の貯め方・増やし方
第4章 「住まい」の安心を手に入れる
第5章 「病気」や「介護」の不安に備える
第6章 親の介護・相続対策
第7章 孤独対策にはコストをかけよう
第8章 自分の死後の対策
著者等紹介
板倉京[イタクラミヤコ]
税理士・シニアマネーコンサルタント。保険会社勤務の後、いったん専業主婦になるも、一念発起して、税理士資格を取得。大手会計事務所、財産コンサルティング会社勤務などを経て、2005年に税理士事務所を開業。女性税理士の組織、株式会社ウーマン・タックス代表を務める。相続や資産運用に詳しい税理士として、シニアのクライアントを多く抱え、年間100人以上の相談を受ける。実生活に根差した視点とわかりやすい解説から、テレビや雑誌などでも人気。「あさイチ」などのテレビ出演や、全国での講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みゃーこ
ひめありす@灯れ松明の火
ごへいもち
双海(ふたみ)
kama89