出版社内容情報
現在最も注目されている「ESG投資」をわかりやすく解説!
少子高齢化への歯止めが効かず、年金の減額が進む現代日本。この流れはこの先も改善される見通しはなく、老後の備えに関する不安は私たちに常につきまとう大きな問題です。公による年金だけに頼ることができない今、私たちはこれまで以上に自助努力、自ら資産を管理し、殖やしていくことが必要になってきています。
では、老後のために安定し、かつ「持続可能」な投資とは何でしょうか。現在世界的に最も注目されているのは、ESG投資です。
ESGとは、環境:Environment、社会:Society、企業統治:Governanceの略語で、ESGの観点で企業を分析し、優れた経営を行っている企業に投資する手法をESG投資と呼びます。持続可能な社会を創っていく上でSDGsとともに注目され、世界最大の年金基金であるGPIFがESG投資を開始したことも大きな話題となりました。
本書では、そもそもESGとは何か、注目される理由などを見た上で、ESG投資を行う方法、見るべき指標など運用の実践を解説しています。
持続可能性の高い取り組みをしている企業への投資だからこそ、長期的な運用に適しているESG投資。老後の資産管理を考える上で一読いただきたい一冊です。
内容説明
ESGはトレンドではなく主流になる。日本市場での先駆的な実績に裏打ちされた運用会社による、明解かつ実践的な解説。
目次
第1章 あなたのお金を取り巻くシビアな現実(もはや、公的年金だけでは心細いことが明らかな老後資金;公的年金だけではいくら足りないのか? ほか)
第2章 資産運用の選択肢(資産運用の対象となる主なアセットクラス;主要なアセットクラスの特性を把握し、分散投資を心掛けるのが基本)
第3章 ESG投資とは(ゼロからわかるESG投資―その基本や、従来から存在したSRIとの違い;ESG投資が急速に普及してきた背景―国連提唱のPRIが発端に ほか)
第4章 ESG投資の実践(富国生命投資顧問が実践するESG投資の運用プロセス)
第5章 ESG投資をめぐる最近の議論(そもそもESG投資は(超過)リターン獲得に有効なのか
企業にとって何がESGなのか ほか)
-
- 電子書籍
- 監獄実験―プリズンラボ― 2 アクショ…