中国経済の謎―なぜバブルは弾けないのか?

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中国経済の謎―なぜバブルは弾けないのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478113417
  • NDC分類 332.22
  • Cコード C0000

出版社内容情報

共産党が創り出した「世界一の資本主義国家」の秘密を、ブルームバーグのチーフエコノミストが10年間の取材をもとに解説。

内容説明

いま最も優れた資本主義経済の担い手は、中国共産党である。WSJ北京支局記者、ブルームバーグのチーフエコノミスト等を歴任する著者が、政府の中心人物からビジネスに邁進する市民の肉声までをもとに明かす「強大な隣国」のリアル。

目次

天まで伸びる木はない
債務の山―借り手側
債務の山―貸し手側
最初の二つの成長サイクル
第3のサイクルと世界金融危機の遠因
世界金融危機と第4のサイクル
習近平と第5のサイクルの始まり
デレバレッジという不可能なミッション
イノベーション大国への道
今回は違うのか
中国の危機のシナリオ
今からでも遅くない

著者等紹介

オーリック,トーマス[オーリック,トーマス] [Orlik,Thomas]
ブルームバーグチーフエコノミスト。ブルームバーグのチーフアジアエコノミスト、ウォール・ストリート・ジャーナル紙記者として北京から8年にわたり中国経済を報じる。もとはイギリス出身で、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で学び、英財務省にアナリストとして勤務した後、ハーバード大学ケネディ行政大学院で公共政策の修士号を取得。上海交通大学でも2年間中国語を学んだ。現在はワシントンD.C.在住

藤原朝子[フジワラトモコ]
学習院女子大学非常勤講師。慶應義塾大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

71
中国の話題になると政治の視点が入ることが多いが、本書ではそういった視点を排除している。中共が国の全てを支配するからこそできるような政策も紹介。鄧小平の改革開放以来、中国の金融政策担当者がいかに優れているかがわかった。だが今の「チャイナ7(政治局常務委員)」に金融というプロフェッショナルな分野を采配を触れる人はいるのか?今の金融政策を含む今の中国はこの本に書いていなかったような岐路に立たされているように思う。2024/03/15

Eiki Natori

13
私の中ではずっと謎だった「中国経済はなぜ破綻しないのか」というテーマであり、X上で誰かが勧めていたこともあり購入。 私が学生時代の鄧小平から光沢民に代わった頃から毎年二桁台の成長率だったが、幾度の危機がありながら、成長し続けている。昨今停滞しているとはいえど、本邦以上の成長率である。 著作は私の見立てとは合っている部分と異なる部分があったし、金融についてはダウトの部分もあったが、日韓の失敗例から学んで、積極財政を行ってきたことと、やはり自国通貨であることが大きいのではないかとは思った。時系列に纏った良本。2024/03/10

kitten

11
図書館本。主にタイトル通りではあるが、中国の経済発展の歴史と、どのように危機を乗り越えてきたのかを時系列でまとめてある。感想を一言でいうなら、「中国、すげー」になるだろうか。経済書であり、難解で、正しいかどうかもわからないが。日本が失われた30年で苦しんでいる間に、これだけのことをやっていたのか、そりゃ抜かれるわ。力強さと危うさが同居していて、予想がつかない怖さがあるが、それが中国なんだろう。後発国としての強み、巨大な人口。それに、強権体制。うまく回っていれば最強だと思うが、果たして。2024/03/28

はやたろう

11
ブルームバーグのアジアエコノミストによる中国経済の分析。難しいテーマ、金融用語だらけだが、中国の金融財務がよく分かる。急速な経済発展を遂げる中国は、金融財務面において、世界各国の金融危機、日本のバブル崩壊、アジア通貨危機、リーマンショックなどに匹敵する財務状況を示しながら、当局の綿密な分析と対応、国営銀行、共産党の一党独裁による強引な手法、巨大な国内市場等の要素からすべからく、脱してきた。今なお、ギリギリの金融状況であることは、変わらないが、最新イノベーションの先頭を走る中国なら切り抜けるのかと思わせる。2022/11/23

iwtn_

5
破綻する!とよく言われる中国の経済だが、なんだかんだでしていないのはなんでだろう?と思い、少し前の本だが購入。一党独裁制による剛腕、日本や韓国など他国の事例に学びつつ、歪みを抱えながらも、独創的な対策でなんとかしてきた、らしい。経済も中国も専門ではないので目を滑らせながらの読書だった。終盤でちょうど今年辺りを予測しているが、コロナ禍と宇露の戦争で少しずれた展開なのかも?中国のニュースを見る時に多少でも理解が上がるかな?解説で他の中国の本だと、政治関係にフォーカスしがちということで、この本で良かったかも。2024/03/10

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