出版社内容情報
共産党が創り出した「世界一の資本主義国家」の秘密を、ブルームバーグのチーフエコノミストが10年間の取材をもとに解説。
内容説明
いま最も優れた資本主義経済の担い手は、中国共産党である。WSJ北京支局記者、ブルームバーグのチーフエコノミスト等を歴任する著者が、政府の中心人物からビジネスに邁進する市民の肉声までをもとに明かす「強大な隣国」のリアル。
目次
天まで伸びる木はない
債務の山―借り手側
債務の山―貸し手側
最初の二つの成長サイクル
第3のサイクルと世界金融危機の遠因
世界金融危機と第4のサイクル
習近平と第5のサイクルの始まり
デレバレッジという不可能なミッション
イノベーション大国への道
今回は違うのか
中国の危機のシナリオ
今からでも遅くない
著者等紹介
オーリック,トーマス[オーリック,トーマス] [Orlik,Thomas]
ブルームバーグチーフエコノミスト。ブルームバーグのチーフアジアエコノミスト、ウォール・ストリート・ジャーナル紙記者として北京から8年にわたり中国経済を報じる。もとはイギリス出身で、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で学び、英財務省にアナリストとして勤務した後、ハーバード大学ケネディ行政大学院で公共政策の修士号を取得。上海交通大学でも2年間中国語を学んだ。現在はワシントンD.C.在住
藤原朝子[フジワラトモコ]
学習院女子大学非常勤講師。慶應義塾大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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