出版社内容情報
日本企業が本当の意味で復活・再生するためには、他社の技術・人材・ノウハウを吸収し、自社の強みを磨くM&Aが不可欠であるが、いまだに失敗事例が後を絶たない。その原因は会社の古い価値観、ルール、行動様式にある。300件以上のM&A案件を手がけてきたコンサルタントが、数多くのM&A事案の裏側、失敗事例を紹介し、失敗の本質を明らかにしていく。その本質を①「M&Aありき」のあいまいな目的、②リスクの楽観的バイアス、③「自己保身的」行動、④結果責任意識の欠如、⑤「有事性」の理解不足、⑥「自己流」マネジメント方式の踏襲、⑦経営者的思考の弱さ、の7点に集約し、なぜ失敗したのか、どうすれば失敗を減らすことができるのかという道筋を主に経営戦略や人事育成の面から提示する。
内容説明
7割が失敗!日本企業のM&Aは何をどう間違っているのかを豊富な事例から解き明かす。
目次
第1章 M&Aの「成功」と「失敗」
第2章 M&Aの「失敗」―7つの「悪しき種」
第3章 M&Aの「成功」はPMIの「成功」
第4章 「終わりの始まり」―明確な目的なきM&Aの行く末は
第5章 「あとは事業部に任せた」―PMIに関心の低い経営者
第6章 「うちのやり方が優れている」―失いがちな相手への尊重心
第7章 日本企業の経営者の課題
著者等紹介
人見健[ヒトミタケシ]
株式会社NTTデータ経営研究所パートナー。M&Aグループリーダー。慶應義塾大学経済学部卒業。テンプル大学ジャパン経営学修士課程(MBA)修了。東京三菱銀行(現三菱UFJ銀行)、KPMG FAS、ローランド・ベルガー、EY、フロンティア・マネジメント、パナソニック(オートモーティブ社)を経て現職。21年にわたり、消費財、小売、商社・卸売、医薬品、医療機器、化学、産業用機器、電気機器、自動車・自動車部品、電子部品、物流、運輸、建設、不動産、ホテル、銀行・証券・保険、通信、ITおよびその他サービス業を中心に、M&A戦略立案、エグゼキューションからPMIまで豊富なハンズオンでの実務経験を有する。関与した国内・海外のM&A・アライアンス案件は300件を超える。企業・事業戦略、新規事業創出、グループ経営、コーポレートガバナンス、企業再生、財務戦略、組織変革等をテーマとしたコンサルティング経験も有する。米国公認会計士(ワシントン州ライセンス)。公益社団法人日本証券アナリスト協会認定アナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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