個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電子版あり

父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

  • ウェブストア専用在庫が6冊ございます。(2025年06月01日 04時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 600p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478109908
  • NDC分類 100
  • Cコード C0010

出版社内容情報


「自分とは何か」から「宇宙の終わり」まで一気読み! 難題ばかりなのにするする読める前代未聞の哲学書!

【主要目次】
Introduction 考える技術
【第1部 道徳を理解する】
■Chapter1 権利──「わがまま」を言う権利はないのか?
■Chapter2 復讐──「やられたらやり返す」は平等か?
■Chapter3 罰──「おしおき」は哲学的に正当か?
■Chapter4 権威──親は子どもに命令できるか?
■Chapter5 言葉──言ってはいけない言葉は言ってはいけないか?
【第2部 自分を理解する】
■Chapter6 男女──性、ジェンダー、スポーツを考える
■Chapter7 差別──ほかの人がやったのに、責任を取らなきゃいけない?
【第3部 世界を理解する】
■Chapter8 知識──この世界は本当に現実か?
■Chapter9 真実──ついていいウソと悪いウソはあるか?
■Chapter10 心──赤ちゃんであるとはどういうことか?
■Chapter11 無限──宇宙が無限なら人間の価値は?
■Chapter12 神──「神さま」はいるの? いないの?
最後に 哲学者の育て方"

内容説明

今世紀最重要の教養「哲学」を身につける。古典から現代哲学まで、時空を超えて縦横無尽に駆け巡る。夢中で読める哲学書。

目次

Introduction 考える技術
第1部 道徳を理解する(権利―「わがまま」を言う権利はないのか?;復讐―「やられたらやり返す」は平等か?;罰―「おしおき」は哲学的に正当か?;権威―親は子どもに命令できるか?;言葉―言ってはいけない言葉は言ってはいけないか?)
第2部 自分を理解する(男女―性、ジェンダー、スポーツを考える;差別―ほかの人がやったのに、責任を取らなきゃいけない?)
第3部 世界を理解する(知識―この世界は本当に現実か?;真実―ついていいウソと悪いウソはあるか?;心―赤ちゃんであるとはどういうことか?;無限―宇宙が無限なら人間の価値は?;神―「神さま」はいるの?いないの?)
最後に―哲学者の育て方

著者等紹介

ハーショヴィッツ,スコット[ハーショヴィッツ,スコット] [Hershovitz,Scott]
ミシガン大学の法学および哲学教授。また、同大学で「法と倫理プログラム」ディレクターを務める。ジョージア大学で哲学と政治学の学士号を取得、イェール大学ロースクールで法務博士号を取得、ローズ奨学生としてオックスフォード大学で哲学博士号を取得。連邦最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグの法務書記官を務めた経験を持つ。主要な学術雑誌に法律と道徳に関する記事を多数発表。妻と二人の子どもとともに米国ミシガン州アナーバー在住

御立英史[ミタチエイジ]
翻訳者。訳書にヨハン・ガルトゥング『日本人のための平和論』、デボラ・グルーンフェルド『スタンフォードの権力のレッスン』、トーマス・グリタ他『GE帝国盛衰史』(いずれもダイヤモンド社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

85
「子どもはみんなー例外なくー哲学者なのだ。」2人の男の子レックスとハンクとのかわいくて鋭い会話を紹介しながら、「権利・復讐・罰・権威・言葉・男女・差別・知識・真実・心・無限・神」をテーマにわかりやすく論じている。著者が父親に哲学の道に入ることを伝えたが、哲学とは何かうまく伝えられなかった。レックスは小学2年生で数学の哲学者になりたいと望み、哲学って何?と聞いた。レックスはほんの一瞬考えて「哲学は考える技術だ」と言った。著者は早速父親に報告したが、父親はそんなこと覚えてなかった。子供のいる父親におすすめ。2025/02/01

たま

60
邦題はひどいが中身はとても面白かった。原題は『意地悪で粗野で短い:子どもたちと哲学で冒険』。小さな子どもが毎日ぶつかる切実な問題-権利、復讐、罰…などを法哲学者の親が一緒に考え(「考える技術」を身につけてもらい)また議論を大人の関心事へと発展させる。子どもの日常から哲学の命題への接地がなだらかで実に巧み。法哲学系の「道徳」だけでなく、「自分」や「世界」へと繋がり、ジェンダーや差別、シミュレーション仮説や意識のハードプロブレムなども論じている。知的刺激たっぷりで面白かった。2024/04/01

踊る猫

32
この豪華さはどうだろう。いや、さすがにここまで網羅するだけあって結果的には「広く浅く」「薄口」になってしまっているんだけど、それでも「神の存在証明」「ハードプロブレム」から「ジェンダー」「真実」といった問題まで、さまざまな哲学的イシューを著者が自身の子どもと接した体験を踏まえつつ(つまり地に足の着いたかたちで)説いていく。実に平易で親しみやすい語り口にうなり、自分自身もここから関心のある問題についてさらっていきたくなる欲をたしかに感じる。久々に純粋な「哲学分」を満喫した、というか。やや男臭いのが玉にキズか2023/12/25

出世八五郎

22
読み始め、ネガティブで神経質な自己防衛の強い人間はこのような考え方をしているなと思った。同時に仏教でもこのような細かい考え方している。哲学というものは捕らえ難く分かり辛い。それは考え方、思考方法なのだろうか?本書からはそのように思わせられる。このような方法で10以上のテーマに渡り哲学されている。「相対主義ではジェノサイドを悪とは言えない。」と著者は言うが、それも願望であり、やはり相対主義が正しいんじゃないかと思う。著者の願望も認める。釈迦は【すべきこと】より【してはいけないこと】を戒律にした。2024/08/18

まさにい

22
高坂正堯と高坂正顕親子の会話もこの本のように行われたのだろうか。正堯は、高校の頃まで、散歩でよく父から話を聞いたと書いていた。この本の著者の息子の将来が面白く思われる。多分多くの大人は、子供の哲学的な、もしくは『なぜ』の波状攻撃に真剣に対応してはくれない。それは何故か。忙しいという答えもあるが、多分、正解を言おうとしているからだと思う。つまり、正解が言えないからなおざりにするのである。しかし、正解はいらないのだ!ともに考えることが重要なのだとこの本は言っていると思う。いい本でした。2024/07/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21604617
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品