出版社内容情報
#PROLOGUE 「あなただけのかえる」の見つけ方
・私たちは1枚の絵画すらもじっくり見られない
・「美術」はいま「大人が最優先で学び直すべき科目」
#ORIENTATION 「植物」のなかの「アート思考」
・つい私たちが見落とすこと――タンポポの思考実験
・花職人がすること――アート思考と似て非なるもの
#CLASS 01 「すばらしい作品」ってどんなもの?
・20世紀アートの代表作は「うまい」のか?
・「答えが変化すること」を前提にした考える技術
・「目に見える世界の模倣」だけが「再現」ではない
#CLASS 02 「リアルさ」ってなんだ?
・「ピカソにダメ出し」をしてみよう
・写実的な絵画ほど「非現実的」である
・「鑑賞されること」を想定していないピラミッド壁画
#CLASS 03 アート作品の「見方」とは??
・アート鑑賞には「2種類のやりとり」がある
・音楽を聴くときに、私たちがしていること
・『松林図屏風』の前に座ると、何が起こるのか
#CLASS 04 アートの「常識」ってどんなもの?
・「アートに最も影響を与えた20世紀の作品」第1位
・こんどは頭で鑑賞してみる
・「シンプル」というよりは「お粗末」な茶碗が国宝?
#CLASS 05 私たちの目には「なに」が見えている?
・じつは見えていない――「窓」と「床」の思考実験
・絵画が初めて「絵画そのもの」になった瞬間
・身体の動きを受け止める「舞台」としての絵画
#CLASS 06 アートってなんだ??
・「どこまでがアート?」という問題
・「台所洗剤」がなぜアート作品と言えるのか
・「城壁」が消えたいま、美術館にできること
#EPILOGUE 「愛すること」がある人のアート思考
内容説明
6つの作品をめぐる知的冒険が「ものの見方」を一変させる!大人たちもいま熱狂的に受けたい授業!!
目次
PROLOGUE 「あなただけのかえる」の見つけ方
ORIENTATION アート思考ってなんだろう―「アートという植物」
1 「すばらしい作品」ってどんなもの?―アート思考の幕開け
2 「リアルさ」ってなんだ?―目に映る世界の“ウソ”
3 アート作品の「見方」とは?―想像力をかき立てるもの
4 アートの「常識」ってどんなもの?―「視覚」から「思考」へ
5 私たちの目には「なに」が見えている?―「窓」から「床」へ
6 アートってなんだ?―アート思考の極致
EPILOGUE 「愛すること」がある人のアート思考
著者等紹介
末永幸歩[スエナガユキホ]
美術教師/東京学芸大学個人研究員/アーティスト。東京都出身。武蔵野美術大学造形学部卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科(美術教育)修了。東京学芸大学個人研究員として美術教育の研究に励む一方、中学・高校の美術教師として教壇に立つ。現在は、東京学芸大学附属国際中等教育学校で教鞭をとっている。彫金家の曾祖父、七宝焼・彫金家の祖母、イラストレーターの父というアーティスト家系に育ち、自らもアーティスト活動を行うとともに、アートワークショップ「ひろば100」も企画・開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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