リバランス―米中衝突に日本はどう対するか

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リバランス―米中衝突に日本はどう対するか

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  • サイズ 46判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478108628
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0036

出版社内容情報

はじめに



第1章 急成長「中国」の今昔

習近平がここまで社会を緊張させるとは

習近平は“改革派”か

鄧小平との比較:習近平をどう評価するか

反腐敗闘争の成果と乱への恐れ

秩序なき混乱に生じる活力と、秩序化された社会の静寂

中国で最大の問題は「経済」と「自由」

中国の政治体制は民主化に進むか

習近平が懸念する“ゴルバチョフ現象”

戦略なのか、スローガンなのか

“中国夢”と“韜光養晦”は背反するか

習近平は“六四”を正視し、反省するか



第2章 良い人「日本」の今昔

平成をどう総括し、令和にどう挑むか

世界から見れば異質な日本人の話し方

生活水準が向上した一方、教育への熱意は低下?

日本の発展のため平和憲法は維持すべきだ

日米同盟は盤石か?

日本のこれからのため“大人物”育成を

米国不在の今こそ、日本は自立するチャンスだ

安全保障分野でも知的貢献はできる



第3章 覇権国「米国」の役割

米国民は自信を失い、祖国に失望している

米国企業は『ジャパン・アズ・ナンバーワン』から何を学んだか

「愛国」とは何だろうか

“自由”の氾濫と、はびこる“軍国主義”

ハーバードが恐れるのは北京大よりスタンフォード



第4章 日中関係のゆくえ

千年余りの日中関係史を振り返って今

尖閣諸島“国有化事件”の爪痕

日中にヒビを入れる?米国陰謀論の実際

日中和解のために学者に何ができるか?

日本は歴史を学び直すべきだ

中国人も、日本をもっと知るべきだ

中国企業が日本企業から学ぶべきこと

中国の“新中産階級”



第5章 米中関係のゆくえ

ニクソン大統領へ送った提言書

米国が中国と国交を正常化することの歴史的必然性

米中間で最大の問題は何か?

中国は米国に代わって「世界の警察官」になれるか

米国との貿易戦争に挑む中国と80年代の日本企業

米中は台湾問題をめぐって一戦を交えるのか

米国が台湾に別れを告げるとき

中朝国境の町で考えた朝鮮半島の未来:北朝鮮はなぜ国を開かないのか?

米国と中国は互

内容説明

日中の歴史、国民性、価値観を知り尽くし米国の東アジア政策に影響を与えてきた知の巨人が今、日本人に伝えたいこととは?70万部のベストセラーにして歴史的名著『ジャパン・アズ・ナンバーワン』から40年、東アジア研究の権威が語り尽くす!

目次

第1章 「急成長」中国の今昔
第2章 「良い人」日本の今昔
第3章 「覇権国」米国の役割
第4章 日中関係のゆくえ
第5章 米中関係のゆくえ
第6章 国を率いるリーダーたち―官僚と政治家

著者等紹介

ヴォーゲル,エズラ・F.[ヴォーゲル,エズラF.] [Vogel,Ezra F.]
ハーバード大学ヘンリー・フォード2世社会科学名誉教授。1958年にハーバード大学で博士号(社会学)を取得後、日本語と日本の家族関係の研究のために来日し、2年間滞在。それからは毎年のように日本を訪問している。61年秋から中国研究および中国語の習得にも着手。広東省の社会変容の研究で顕著な功績を残す。67年にハーバード大学教授、72年に同大東アジア研究所所長に就任。2000年に教職から引退。79年に『ジャパン・アズ・ナンバーワン―アメリカへの教訓』(阪急コミュニケーションズ)を発表し、日本でベストセラーに。前著『現代中国の父 〓小平』(日本経済新聞出版社)は外交関係書に贈られるライオネル・ゲルバー賞、全米出版社協会PROSE賞特別賞を受賞したほか、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、ワシントン・ポスト紙などの年間ベストブックに選ばれた。中国大陸版は、100万部を超えるベストセラーに

加藤嘉一[カトウヨシカズ]
香港大学アジアグローバル研究所兼任准教授。山梨学院大学附属高等学校卒業後、2003年北京大学へ留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。上海復旦大学新聞学院講座学者、慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ハーバード大学ケネディースクール(公共政策大学院)、同大アジアセンター、ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院客員研究員などを経て、2018年9月より現職。米ニューヨークタイムズ中国語版コラムニスト。日本語に単著に『われ日本海の橋とならん』の他、中国語著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Meistersinger

4
ヴォーゲル氏による現代中国論。軍事的脅威への言及が余りないのは氏の専門分野からして仕方ないか。米中衝突は何とか避けられ最終的にはシンガポール程度の自由化は可能だろうという見方。ただし留学生の姿勢から、自信過剰で暴走する可能性も棄てていない。日本に対しては国際社会で発言できる大人物を求めている(朝日の峯村健司氏の名も。舟橋洋一氏に続く朝日リアリストの系譜か)。米国に移民の抑制を求め日本の移民政策を穏当とするのは、リアリストだからだろう。2019/10/30

nabe

3
読んだ時期が遅かった。 ヴォーゲル氏は一見、中国に好意的なのかと思いながら読んだが、メディアと違って冷静なのだろう、と気付いた。2021/04/24

黒ピー君

1
日本、米国、中国それぞれについてヴォーゲル氏の見解が読みやすくまとめられていた。特に中国について知るきっかけになる一冊であると感じる。本書はコロナ前に書かれておりコロナ禍の現在でのヴォーゲル氏の見解を聞ければと思う!2020/07/24

Kazuo Ebihara

1
日中研究の大家ヴォーゲル先生に、 教え子で気鋭の中国ウォッチャー加藤嘉一が 5日間に亘ってインタヴューし、纏められた本書。 まもなく90歳になるヴォーゲル先生、 20世紀の米中日の関係については深い論考ながら、 同じ話の繰り返し多く残念でした。 習近平、トランプの時代については その真意を測りかねているようで、 「米中衝突に日本はどう対するか」 への答えは明解には示されませんでした。2020/04/06

Studies

1
いいと思います。 2019/10/18

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