出版社内容情報
組織開発とはなにか。なにをきっかけに生まれ、いかなる変遷を経て発展してきたのか。本書では組織開発の思想的源流をデューイ、フッサール、フロイトに求め、そこから今に至る100年の発展の歴史を跡づける。さらに現在の組織開発のさまざまな手法を解説し、5社の企業事例を紹介する。
中原 淳[ナカハラ ジュン]
著・文・その他
中村 和彦[ナカムラ カズヒコ]
著・文・その他
内容説明
よき組織開発は人材開発とともにある。よき人材開発は組織開発とともにある。
目次
第1部 初級編―組織開発を感じる(組織開発とは何か;組織開発を“感じる”ための3つの手がかり)
第2部 プロフェッショナル編(1)―組織開発の歴史学(組織開発を支える哲学的な基盤;組織開発につながる2つの集団精神療法;組織開発を支える経営学的基盤;組織開発の黎明期)
第3部 プロフェッショナル編(2)―組織開発の発展(組織開発の誕生;組織開発の発展;日本における組織開発;組織開発と「似て非なるもの」の暴走;組織開発の復活―組織開発の見直しと対話型組織開発の広がり)
第4部 実践編―組織開発ケーススタディ(キヤノン―社内コンサルタントが支援するCKI活動;オージス総研―現場を巻き込んで風土を改善する「アジャイル改善塾」の仕掛け;豊田通商―働き方改革と「いきワク活動」の取り組みについて;ベーリンガーインゲルハイム―人事ビジネスパートナーによる組織開発;ヤフー―組織課題に合わせて進化する組織開発)
第5部 対談「組織開発の未来」(組織開発は「経営に資するべきもの」か「人に資するべきもの」か)
著者等紹介
中原淳[ナカハラジュン]
立教大学経営学部教授。大阪大学博士。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発・チームワークについて研究している。ダイヤモンド社「研修開発ラボ」監修。立教大学経営学部においては、ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任
中村和彦[ナカムラカズヒコ]
南山大学人文学部心理人間学科教授、同大学人間関係研究センター長。専門は組織開発、人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)、グループ・ダイナミックス。アメリカのNTL Institute組織開発サーティフィケート・プログラム修了。組織開発実践者のトレーニングやコンサルティングを通して、さまざまな現場の支援に携わるとともに、実践と研究のリンクを目指したアクションリサーチに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たくみくた
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