出版社内容情報
知識を使いこなす最強の独学システム。MBAを取らずに独学で外資系コンサルになった著者の、武器としての知的生産術。
内容説明
MBAを取らずに独学で外資系コンサルになった著者の武器としての知的生産術。
目次
序章 知的戦闘力をどう上げるか?―知的生産を最大化する独学のメカニズム
第1章 戦う武器をどう集めるか?―限られた時間で自分の価値を高める“戦略”
第2章 生産性の高いインプットの技法―ゴミを食べずにアウトプットを極大化する“インプット”
第3章 知識を使える武器に変える―本質を掴み生きた知恵に変換する“抽象化・構造化”
第4章 創造性を高める知的生産システム―知的ストックの貯蔵法・活用法“ストック”
第5章 なぜ教養が「知の武器」になるのか?―戦闘力を高めるリベラルアーツの11ジャンルと99冊
著者等紹介
山口周[ヤマグチシュウ]
1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、組織開発・人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループに参画。現在、同社のシニア・クライアント・パートナー。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
132
独学の主要なリソースはやはり「読書」でした。一方で、多種多様な知識を組み合わせることか知的戦闘力において最も重要とのことでした。そうすると、複数のリソースを組み合わせることで新たな独学術なるものも生み出せるんじゃないかなぁと斜め上のことに思いを寄せました。2025/01/30
きみたけ
77
良かった☺️著者は電通でシニア・クライアント・パートナーを務める山口周氏。知的戦闘力を向上させるための「独学の技術」をまとめた一冊。独学をシステムとして捉え、①戦略②インプット③抽象化・構造化④ストックの4つのモジュールで考える。「覚えること」を目指さず「覚えないこと」を前提にする。戦う武器をどう集めるか(戦略)、ゴミを食べずにアウトプットを極大化(インプット)、知識を使える武器に変える(抽象化・構造化)、創造性を高める知的生産システム(ストック)。リベラルアーツの紹介本が載っていて嬉しいです。2025/08/11
小木ハム
55
この一ヶ月で著者の本を三冊読みましたが、ホント分かりやすい。所々で『ショボい』とか『ゴミ』といった単語をスパイス的に用いることで食欲(読欲?)が促進されているように思う。初耳ワードの″知的戦闘力″これは誰かと戦う能力ではなく100年時代を生き抜くサバイバル能力のこと。リベラルアーツ(自由技術)をファッション感覚で身につけることを厳しく批判し、普段の生活に染み込ませてこそ自身の肥やしとなると説かれています。著者のストック手法(アンダーラインと転記の数に制限をかける)を知れて良かった。真似したい。2018/12/23
Carlyuke
50
「Life Shift」からインスパイアされたと思われる, 学びの多かった本。人生三毛作。クロスオーバー人材。2つ以上の異なる分野の学びからイノベーションのひらめきが得られる。アンラーン(忘れる)の前提で①アンダーライン②アンダーラインの再読から付箋③最終的に後に使うだろう部分を転記してまとめる。リベラルアーツ(自由の技術)を学ぶ意味は長持ちする武器を購入すること。11ジャンル99冊の紹介も。〇〇学大図鑑が3種類含まれていた。興味深いので3冊全部読みたい。3割のサボリ蟻の最新研究からの見識の紹介も。2017/12/24
カザリ
49
この本に書かれているジャンル横断をして様々な本を乱読し、そこからオリジナルの仮説を打ち立て、それを創作等に生かすという方法は、昔から一流を目指す人々にとってはごく当然の手段だったと思われる。だから並の人間にとっては、これが或る意味でとても楽しく、同時に努力のいることだ。読んでいて、私自身が20代、30代ととってきた手段と同じであり、その効果がやっと得られるようになってきた今、本当にこれを続けることは、大変なことであり、同時に成功への等価交換的犠牲だったのでは、と思う。2018/02/10
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