米中戦争前夜―新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ

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米中戦争前夜―新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ

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  • サイズ B6判/ページ数 450p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478103319
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0031

出版社内容情報

トランプと習が試される“古典的な罠”とは?過去500年で覇権国VS新興国の開戦確率は75%≪実務にも精通した国際政治の権威が トランプ外交や安倍政権に警鐘をならす≫★実務家からも激賞続々キッシンジャー元国務長官「米中関係が史上13番目の新旧戦争にならないよう願うほかない」

内容説明

500年間の新旧対決から決定の本質を探る応用歴史学。トランプと習が試される“古典的な罠”。40年近く米国防長官顧問のハーバード・ケネディスクール初代学長が警鐘を鳴らす。

目次

第1部 中国の台頭(世界史上最大のプレーヤー)
第2部 歴史の教訓(新旧対立の原点:アテネVS.スパルタ;500年間に起こった新旧戦争 ほか)
第3部 嵐の予兆(中国は、かつてのアメリカと同じだ;習近平が率いる中国の野望 ほか)
第4部 戦争はまだ回避できる(平和を維持した4例に見る12のヒント;米中、そして世界はどこへ向かうのか)

著者等紹介

アリソン,グレアム[アリソン,グレアム] [Allison,Graham]
政治学者。ハーバード大学ケネディ行政大学院初代学長。現在、同大学ベルファー科学・国際問題研究所長。専門は政策決定論、核戦略論。レーガン政権からオバマ政権まで歴代国防長官の顧問を、クリントン政権では国防次官補を務めた。マサチューセツ州ベルモント在住、1940年生まれ

藤原朝子[フジワラトモコ]
学習院女子大学非常勤講師。慶應義塾大学法学部政治学科卒

船橋洋一[フナバシヨウイチ]
アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)理事長。1968年朝日新聞社入社、北京特派員、ワシントン特派員、アメリカ総局長、コラムニストを経て、朝日新聞社主筆(2007~10年)。1987年米国際経済研究所客員研究員、2005~06年米ブルッキングズ研究所特別招聘スカラー。2011年に福島第一原発事故を独自に検証する「民間事故調」を設立し、APIの前身となる日本再建イニシアティブを設立し、調査報告書を発表。『内部 ある中国報告』(朝日文庫、サントリー学芸賞)、『通貨烈烈』(朝日文庫、吉野作造賞)、『同盟漂流』(上下巻・岩波現代文庫、新潮学芸賞)、『カウントダウン・メルトダウン』(上下巻・文春文庫、大宅壮一ノンフィクション賞)など著書多数。2016年に、世界の最も優れたアジア報道に対して与えられる米スタンフォード大学アジア太平洋研究所(APARC)のショレンスタイン・ジャーナリズム賞を日本人として初受賞。東京大学教養学部卒。法学博士。1944年北京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

202
”トゥキディデスの罠”を分析する。覇権国、すなわちチャンピオンと立ち向かうナンバーツー、野心あふれるチャレンジャーが相まみえるとき陥る罠。最近の500年では16回それがおこり12回戦争になった。覇権国アメリカと台頭する中国。5回目の戦争回避か13回目の戦争か。国家が普通に持つ当たり前の常識が時に人を絡めて動けなくする。開戦の危険性は極めて高いが、回避不能と諦めるのは早いと説く。指南書としては良いか悪いかコメントしようがないが、読み物として面白かった。2020/07/27

榊原 香織

85
いい本です。序文でギョッとしたけど、本文は冷静に分析している。 歴史上の様々なケースも文末付録でまとめてあるので、戦史の勉強としてもいい。 アメリカもかってはバリバリ新興国だったのですね。2021/05/07

kawa

36
古代のアテネとスパルタの対決に始まり数々の覇権国家と新興国家との確執を分析し、米中対立の将来を予告する労作。この分析から想定される米中戦争に至る5つのシナリオは、「まさか、そこまでは」という楽観論を一蹴するリアルさ。処方箋も提示されているが・・・ウーン。世界一の規模の経済力を持つに至った中国の目指すべき帝国の姿、高々100年前覇権国イギリスにチャレンジした新興国アメリカのムチャぶりが、まわりまわって今の中国に感染している歴史の皮肉、14の紛争ケース・ファイルも歴史好きには興味深い等、読みどころが多数。2020/06/24

Isamash

27
ハーバード大ケネディ行政大学院初代学長グレアム・アリソン2017年著の訳本。米中の対立を、古代ギリシャ歴史家が新興アテネの台頭に対する覇権国スパルタの不安が戦争の要因になったとする「トウキディデスの罠」論から論じてる。歴史上で同様に事例が16有り、その内12例(日米の太平洋戦争等)が戦争になった。しかし4例(15Cポルトガル・スペイン、20C初め英・米、40〜80年代米ソ冷戦、90年代英仏・独)は戦争を回避でき、それを良く学ぶべきとする。米国が19C末頃、今の中国と同様なことを中南米にしていることも指摘。2022/06/27

yyrn

26
過去500年の間に生じた覇権国と新興国の深刻な対立から戦争に至った12例と至らなかった4例を示しつつ、現代の米中対立は果たして戦争にまで発展するのか?を考察する読み応えのある本だった。▼中華思想の下、強大な経済力と軍事力を持った中国だが、かつてアメリカがアジアまで進出したようにアメリカ大陸にまでちょっかいを出すとは思えない。せいぜい東欧の一部やアジア諸国、アフリカ大陸までだろうし、米中が全面的に戦争を仕掛けあうことはないと私は思う(トランプが大統領選に焦って事を起こさなければ)。あるとすれば代理戦争で⇒2020/08/27

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