出版社内容情報
山本 一成[ヤマモト イッセイ]
内容説明
人工知能は今、プログラマの手を離れ、既存の科学の範疇を超え、天才が残した棋譜も必要とせず、さらには人間そのものからも卒業しようとしています。その物語を、できる限りやさしく語りました。
目次
第1章 将棋の機械学習―プログラマからの卒業(将棋の名人を倒すプログラムは、名人でなければ書けないのか?;そもそも、コンピュータとは何か? ほか)
第2章 黒魔術とディープラーニング―科学からの卒業(機械学習によってもたらされた「解釈性」と「性能」のトレードオフ;黒魔術化しているポナンザ ほか)
第3章 囲碁と強化学習―天才からの卒業(人工知能の成長が人間の予想を大きく超えたわけ;人間は「指数的な成長」を直感的に理解できない ほか)
第4章 倫理観と人工知能―人間からの卒業(知能と知性;「中間の目的」とPDCAで戦う人間の棋士 ほか)
巻末付録 グーグルの人工知能と人間の世紀の一戦にはどんな意味があったのか?(人間を超えたアルファ碁は、どのようにして強くなったのか;アルファ碁はたくさん手を読んでいるのではなく、猛烈に勘がいい ほか)
著者等紹介
山本一成[ヤマモトイッセイ]
1985年生まれ。プロ棋士に初めて勝利した現在最強の将棋プログラム「ポナンザ」作者。主要なコンピュータ将棋大会を4連覇中。愛知学院大学特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、HEROZ(株)リードエンジニア。『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?―最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質』が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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