出版社内容情報
新谷 学[シンタニマナブ]
内容説明
人脈・企画・交渉・組織・決断・戦略など、現役編集長が裏側を全公開!すごい結果を出す、門外不出85の奥義。
目次
第1章 全てのビジネスは「人」から始まる―情報/人脈
第2章 予定調和はおもしろさの敵である―企画/発想
第3章 難攻不落の相手から「YES」を引き出す―依頼/交渉
第4章 ヒットを生み続けるチームはこう作る―組織/統率
第5章 リスクを恐れず壁を突破する―決断/覚悟
第6章 「売れない」時代のマーケティング―戦略/本質
著者等紹介
新谷学[シンタニマナブ]
1964年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業。89年に文藝春秋に入社し、「Number」「マルコポーロ」編集部、「週刊文春」記者・デスク、月刊「文藝春秋」編集部、ノンフィクション局第一部長などを経て、2012年より「週刊文春」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
92
結論から言おう。かなり面白かった。僕は週刊誌は買わないし、芸能ネタ等もそこまで興味なし。しかし、リーダー論・雑誌というメディアのスタンス・人付き合い等、興味深い。特にリーダー論は勉強になった。そしてTV新聞の不自然な情報選別も触れている。例えば、僕は知ってましたが、EXILEがレコード大賞を金で買ってたこと、なんでTVでは触れないのか?等々総称し、この編集長は言う。週刊誌は、クラスの人気あるいじめっ子であれ、と。ナルホド。2017/04/30
Willie the Wildcat
43
業界や役割は異なれど、社会人としての勘所は同じ。対外的には信頼関係、対内的には直感力という印象。語り口は時に乱暴なれど、これらの柱を大切にしている姿勢に著者の人柄を感じる。加えて、働く目的を問う姿勢と道を切り拓く姿勢に共感。言葉にすると「酒のつまみ」と「サプライズ」となるのでしょうね。(笑)最も記者魂を感じさせたのがSir. Charles。文字通り”どうなるか”ではなく、”どうする!”。主体性を持った言動に好感。但し業界によっては、この押しが仇となる可能性もあり、力加減は要注意かな。(笑)2017/04/11
はるき
41
怖いもの見たさで読んだら、思いの外、いや、かなり面白かった。食わず嫌いならぬ読まず嫌いは良くありませんね。世間を騒がす文春砲が出切るまでを編集長の一人語りで解説する。文章が上手いし、毒気は微塵もないのがビックリでした。記事にも読者にも、身内にもフェアであることが勝利の秘訣。納得です。2017/04/28
kinnov
25
普段ビジネス書の類は読まない。ありきたりな教訓には辟易とするしかないし、ありがたいお言葉は身から出ていない感が臭って気色が悪いから。よっぽど村上龍のエッセイの方が心に響くし、日々の支えになる。この本は浮世絵で謹慎食らった編集長の露悪的な言葉が読めるのではと期待して手に取った。書かれているポイントに目新しさは無かったが、身を張ったプロが語る言葉はリアルで強烈だ。組織に関わる教訓は特に私には鋭かった。ちゃんと意味と意志が伝わってきた。実践できているからこその強さを、どこまで自分のものにできるか。それが全てだ。2017/04/15
けほんこ
21
読みました 新撰組 定期紙の幹 企画 など いっぱい書きたいことがありました ただ今すごく嫌な気分 まさに悶々としている私に あとがきの最後の最後で 問いかけをいただきました フルスイング主義 確かに新谷さんは フルスイングで楽しさを 追い求めていて 私は三振じゃないかと バットをとめた打者を 塁審に確認するような 仕事スタイルをしていて すごくつまらないと 今感じています フルスイングなかなか到達できないけど まずは振り切ろうと思います2020/02/21