出版社内容情報
三澤 茂計[ミサワ シゲカズ]
著・文・その他
三澤 彩奈[ミサワ アヤナ]
著・文・その他
堀 香織[ホリ カオル]
著・文・その他
内容説明
1000年の歴史をもつ日本固有種のワイン用ブドウ「甲州」。今では、エレガントかつピュアな味わいが愛されていますが、糖度が上がりづらく、「ワインには不向き」とされてきました。父はブドウ栽培まで立ち返り、娘は海外で学んだ新たな栽培法や醸造法にトライするも、なかなか成果は上がりませんでした。ところが、父にとっては40年弱、娘にとっては7年の歳月を経て、ついに奇跡は起こります。変異した房があらわれ、このブドウを含めて醸造したワインは、世界最高峰のワインコンクール、で日本初の金賞を受賞。これは、苦難と焦燥、ときに喜びを分かち合う、ものづくりと家族の物語です。
目次
第1部 成長前夜(“二流”の悔しさを忘れない;失敗が照らした新たなる道;貪欲に吸収する)
第2部 飛躍のとき(「夢」を追い続ける;新たな挑戦を恐れない;さらなる高みをめざして)
著者等紹介
三澤茂計[ミサワシゲカズ]
中央葡萄酒株式会社代表取締役社長。1948年、山梨県甲州市出身。東京工業大学卒。大手商社勤務を経て、82年に中央葡萄酒株式会社入社、89年より現任。83年には国内初となる勝沼町原産地認証ワインの第1号を醸造。2009年に海外展開を目的とした「甲州オブジャパン(KOJ)」の設立に尽力し、「甲州」という品種や産地の認知向上に貢献してきた。2014年に主力銘柄「キュヴェ三澤」で、世界で最も権威があるといわれるワインコンクール「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)」金賞を日本で初めて受賞した
三澤彩奈[ミサワアヤナ]
中央葡萄酒株式会社取締役栽培醸造責任者。マレーシアのワインイベントを手伝った際、自社ワインを愛飲してくれていた外国人夫婦に感激し、ワイン造りの道へ。ボルドー大学卒業後は家業に戻り、シーズンオフには南アフリカ・オーストラリア・チリ等へ武者修行に出て新たな知見を吸収、ブドウ栽培や醸造を父・茂計とともに見直してきた。スパークリングワインやロゼワインなど新たな仕込みにも挑戦し、DWWAでは2014年以来、5年連続金賞を受賞するなか、2016年は欧州勢が上位を占めるスパークリング部門でも最高賞を受賞した
堀香織[ホリカオル]
ライター/編集者。石川県金沢市出身。武蔵野美術大学卒。雑誌『SWITCH』の編集者を経てフリーに。現在は『Forbes JAPAN』ほか、各媒体でインタビュー記事を中心に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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