出版社内容情報
明治末、子どものむし歯罹患率はなんと96%! しかし、いまや小学生のむし歯の数は1本を切っている。その背景には、強い危機感を持った民間企業の100年にわたる地道な「歯みがき普及活動」があった。その足跡を豊富なビジュアルでたどり、さらに健康寿命の延伸など「歯みがき」がもたらす今後の可能性を探る。
公益財団法人ライオン歯科衛生研究所[コウエキザイダンホウジンライオンシカエイセイケンキュウ]
内容説明
明治末、子どものむし歯罹患率はなんと96%!しかし、いまや小学生のむし歯の数は1本を切っています。その背景には、強い危機感を持った民間企業の100年にわたる地道な「歯みがき普及活動」がありました。その足跡を豊富なビジュアルでたどり、さらに今後の可能性を探ります。
目次
第1章 人はいつから歯みがきを始めたのか―エピソードでつづる口腔保健前史(歯と口の悩みは人類誕生とともに;文明発祥の地では呪術でむし歯退治 ほか)
第2章 歯みがき習慣が根づくまで―日本の口腔保健100年の挑戦(明治・大正時代―口腔保健活動の始まりと加速;昭和初期―戦時下も口腔衛生普及への想いは消えず ほか)
第3章 歯みがきの大切さを伝えたい―企業からの情報発信(歯みがきを育てた広告・宣伝の力―消費者に口腔衛生の大切さを訴える;正しい知識を広げる努力―図解や映像を交えて、ていねいに伝える ほか)
第4章 歯みがきは健康みがき―口と歯の健康が全身の健康につながる(口は健康への入り口―口の中のトラブルが全身疾患の原因に;口から始める健康づくり―世代に応じた適切な口腔ケアを ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
たまきら
小鈴
Kelevra Slevin