内容説明
スーパーマーケットは本格的なチェーン化により日本人の食生活に貢献するビッグビジネスへいまこそ飛躍せよ!日本のスーパーマーケットが成し遂げるべき、革命の方向性と具体的な内容!
目次
第1章 日本のSM業界の現状と問題点(日本の小売業におけるSMの特殊性;最大の問題は経営効率の悪さ ほか)
第2章 アメリカのSSMに学ぶ(アメリカの食品小売業の概要;アメリカのSSMチェーンの強さ ほか)
第3章 新・SM革命の「基本戦略」(経営効率の目標数値;インダストリアリズムの導入 ほか)
第4章 新・SM革命における「仕組みづくり」(チェーンストア本来の分業へ;センター活用による労働生産性向上 ほか)
第5章 新・SM革命における「店舗づくり」(プロトタイプ店の設計;ショッピングセンターへの出店 ほか)
著者等紹介
桜井多恵子[サクライタエコ]
日本リテイリングセンターシニア・コンサルタント。1947年生まれ。女子美術短期大学造形学科卒後、日本リテイリングセンターに勤務。チーフコンサルタント渥美俊一のアシスタントとして、マス・マーチャンダイジングの調査研究を担当。この間、1986年ニューヨーク州立ファッション工科大学ファッション・マーチャンダイジング科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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izw
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日本のスーパーマーケットはもっと効率化すべきである、という主張は正しいのでしょう。ただ、効率化のためには、米国のスーパー・スーパーマーケットの手法をそのまま取り入れるべきという主張は眉唾です。日本が遅れている、進んだ米国の技術を早く導入するべきという主張を、カタカナ用語、3文字、4文字略語を連呼する、上から目線の語り口に胡散臭さを感じます。米国に学ぶことがまだまだ多いのかもしれませんが、日本の特性に合わせること、米国で遅れている技術を補うことは必要だと思います。特に魚の扱いは米国流で大丈夫なのでしょうか。2014/10/13