出版社内容情報
斬新なアイデアで、チョコレートの本場フランス・パリに真っ向勝負を挑んだ日本のサラリーマン・ショコラティエたち20年の真実
序 章 日本にバレンタインデーを定着させた企業
・日本初のバレンタインフェアを開催したメリーチョコレート
・バレンタインデーを定着させた功績として、日本では一社だけ「記念日文化功労賞」を受賞
・熾烈な競争の中でどのようにして生き残ってきたのか
第一章 無謀なまでのチャレンジ精神?170円から始まったバレンタイン市場
・当初は全く成功の芽が出なかったバレンタインフェアへの挑戦
・社員がパリに住む友人から受け取った一通の絵葉書がきっかけ
・日本初のバレンタインフェアの売り上げは板チョコ三枚とメッセージカードのみ
・『女性が男性に1年に1度愛の告白ができる日』を提唱
・斬新なアイディアが注目を集め、バレンタインは徐々に知られるようになる
・女性誌とバレンタインチョコレートが象徴する女性の社会進出
・バレンタインデーが広まった理由として、当時創刊が相次いだ女性誌との関係を紹介
・170円の市場が500億円にまで成長
第二章 東京のショコラティエ
・時代の流れを読み、求められるチョコを作り続けるサラリーマンショコラティエたち
・理系出身・工場育ちのショコラティエたちの仕事
・トレンドを追うと同時に、品質も追わなければならない
・本当に美味しいチョコレートだけが選ばれる時代
・作業の効率化に頼らない。昔ながらの機械だからこそできることがある
・新製品発売。その日のショコラティエたち。
・喝采を博した日本国内での評価
・国内有数のメーカーとしての技術と経験を世界へ
第三章 吐き捨てられた抹茶チョコレート
・チョコレートの本場への挑戦――届けられたC.C.Cからの招待状
・吐き捨てられた抹茶チョコレート
・2000年初出展、喝采と悔し涙
・今度こその「想い」をチョコレートに託し、出展2年目で準グランプリを受賞!
・“ディプロマ”、“特別栄誉章”、“国際優秀賞”を次々に受賞!
・パリのメリーチョコレートへの評価
第四章 世界最高峰のブランドの「Tokyo Chocolate」パリに登場
・東洋の神秘的な味覚から世界のスタンダードへ
・世界のトップと戦うためにショコラティエの苦闘
・2011年 閉ざされ続けた格付けに☆☆☆☆ブランドとして登場
・2014年 最高位の“ゴールドタブレット”を獲得
・2016年 待ち続けた“ショコラアワード”と最高位“ゴールドタブレット”を受賞
・2017年 不動のTop of the world、2年連続で“ゴールドタブレット受賞
第五章 本場パリが納得した品質第一主義?明日への歩みは、休むことを知らない
・トーキョーサラリーマン・ショコラティエの一日
・2018年への取り組み詳細を取材、その結果も含めて紹介
終 章 なぜ、世界のトップをめざし続けるのか
・60回目のバレンタイン?バレンタイン文化のパイオニアとして
・時代に合った「メリーらしいおいしさ」への探究心
岡田 晴彦[オカダ ハルヒコ]
著・文・その他
内容説明
捨てられた抹茶のチョコレート。全ては、そこから始まった。東京のチョコレートメーカーが本気でパリに立ち向かった20年の真実。サロン・デュ・ショコラパリ、3年連続金賞受賞。
目次
序章 チョコレートの本場フランスが、日本のチョコレートに驚愕した日
第1章 無謀なチャレンジ精神―たった一七〇円から始まったバレンタイン市場
第2章 捨てられた抹茶チョコレート
第3章 和食材で世界のチョコレート界に挑み続ける
第4章 サロン・デュ・ショコラへの挑戦が、メリーチョコレートのショコラティエの力を磨く
第5章 世界最高峰の“サラリーマンショコラティエ”たち
第6章 「想いを贈る」
終章 TOKYO CHOCOLATE in Paris
著者等紹介
岡田晴彦[オカダハルヒコ]
1959年11月東京都に生まれる。株式会社ダイヤモンド・ビジネス企画取締役編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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