出版社内容情報
なぜ高品質?なぜ添加物なし?会社が傾きかけても高品質路線にこだわり続けたスーパーの究極の本物志向とは?
内容説明
添加物の入っていない惣菜、低温殺菌牛乳、高品質PB…、そこには、常識を超えた情熱と執念があった。高級よりも高品質を選んだスーパーマーケットPantry & Lucky。
目次
序章 Luckyの朝、Pantryの夕べ―見た目は普通。でも、やってることはすごい
第1章 「うどんからでた真実」自社製うどんから始まった無添加への挑戦
第2章 高品質食品は誰にでも作れるのか?
第3章 価格より品質。PBの常識から逸脱したPB
第4章 Pantry&Luckyを支える同志たち
終章 専門家の見た大近の高品質主義
著者等紹介
岡田晴彦[オカダハルヒコ]
株式会社ダイヤモンド・ビジネス企画、取締役編集長。「ビジネスの現場にこそ社会と人間の真実がある」がモットー。著書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
72
先日京都に行った時「八百一」というちょっと素敵なスーパーを見つけた。屋上にも野菜畑があり、このお店のポリシーに感動した。売場に置いてあったのがこの本。ここに書かれているのは、八百一でなく大阪の大近というスーパーで、pantryやluckyという名前で展開しているらしい。お客様の安心安全を考え添加物を極力使わない品揃えをしている。その取り組みをいろんな角度からレポートする。これだけの取り組みをしていながら声高には広告はしない。八百一もそこに共感し、この本を置いていたのだなと分かった。大近にも行ってみたい。2022/11/27
たまきら
37
読み友さんの感想を読んで。このスーパーについてまったく知らなかったので、驚いて取り寄せてみました。著者はダイヤモンド・ビジネス企画の編集長で、出張の際ここのおにぎりを食べてはじめて、他のおにぎりの食品添加物の多さに気づき、取材を依頼したとのこと。食いしんぼにはワクワクする内容でした。(でも大阪だしなあ…)と巻末の店舗住所を見た後、あきらめきれずサイトを検索したら…。なんと、地元亀戸、しかもよく行くカメクロにお店が!ぜひ一度行ってみたいです。楽しみが増えた!2024/03/04
さっちも
17
昭和50年に兵庫の小さなスーパーが無添加・無農薬を貫き、今では32店舗のスーパー群に成長しているという。自分がたまにいく店がそうだったのだが、推し付けがましくなく、自然な形で販売されているので知らなかった。あるイチ店長が「自分が食べたいようなものが棚に並んでないやんけ!!」という発言に端を発し「スーパーマーケットは良い物を売らなければならない。たとえ、それが困難な道でも、難しいこととやさしいことがあったら、難しいことをやるからこそ、人が育つのだ」という社是に発展する。2024/01/04
みさどん
16
最初の方を読んだだけで、大阪の友人にこのお店について尋ねた。なんと知らなかったという。もったいない。本は大事に読みたくてわざと一気読みしなかったくらい。このスーパーに行きたいと、ここのものを食べたいと、切に思う。取り寄せについても検討中。家でも調味料はまず添加物のないものから、そして野菜は手作りのからという気持ちではいるのだが、大近さんのように徹底できてはいない。まさにホワイト企業だ!筆者が本にしてくれてありがとう。好きな本棚2024/03/09
大島ちかり
9
いい商品開発をしているお店の紹介と思って購入したけれども、大阪のラッキーとパントリーに限った密着取材だった。漂白してないハムが食べたくても、スーパーにはなかなか売っていない。見つけた!でも大阪には行けないから川崎の溝ノ口のマルイにあるみたいだから行ってみる!はまっちゃったらどうしよう。お金がなくなる。2018/04/06