出版社内容情報
岡田晴彦[オカダ ハルヒコ]
内容説明
1990年代後半、金融危機の中で立ち上がったジャパンネット銀行。試行錯誤の末、いくつもの日本初の取り組みを実現した裏側は?FinTechをどこよりも早く体現した日本初のネット銀行の創業前夜から、現在も続くチャレンジを描く―。失敗と巻き返しを続けながら、大きな夢を抱えて走り続けた16年の足跡。
目次
序章 日本の金融史に新たな一ページを刻んだ日
第1章 日本初!インターネット専業銀行、誕生
第2章 日本モデルが開花した日
第3章 元祖FinTechの矜持
第4章 危機を乗り越えて
終章 時代を先取るパイオニアの青写真
著者等紹介
岡田晴彦[オカダハルヒコ]
株式会社ダイヤモンド・ビジネス企画、取締役編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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Piichan
6
インターネット専業銀行のパイオニアとしての苦労話を知ることができてよかったです。インターネット専業銀行が珍しくなくなったいま、さすがはジャパンネット銀行と言われるようなサービスを打ち出せるかが問われてくるのではないでしょうか。 2017/05/18
スプリント
6
インターネット銀行の設立までの経緯や取り組み、今後の展望などが丁寧に説明されています。セキュリティが担保され続ける限り旧来の銀行よりも利便性が高そうですね。2017/03/31
四ツ谷
4
ジャパンネット銀行の創業からの話。銀行業を創業するにあたってどんな障壁があるのか気になって手に取った。三井住友という資本と富士通というベンダーがバックにいる。完全に無所属から立ち上げたというわけではない。既存の銀行が預金と金利で稼ぐビジネスモデルに対して、ジャパンネット銀行は決済手数料で稼ぐビジネスモデルをとっている。話が称賛しっぱなしで疑問に思ったのでジャパンネット銀行の決算を覗いてきたが、銀行業界としては素晴らしい業績だった…(ヽ´ω`)2020/10/02
よく読む
4
おもしろい!実店舗がない銀行口座がだんだん育っていく。自分もヤフオクをきっかけに口座を開いた。こういう人たちが社会を変えていくのだ。2017/03/18
しぇるぱ
3
さくら銀行の子会社として、ジャパンネット銀行が誕生した。預金者の口座が増え始めたのは、ヤフーと提携してからだ。ヤフオクの決済口座として便利だと認識されて、一挙に増えた。公営ギャンブルと提携した。最初はボートレース、そこから競輪競馬と提携して、世間の認知が一挙に進んだ。決済機能、振替、振込で発生する手数料がインターネット銀行の収益源なのだ。銀行であるから貸出も行う。ヤフーショッピングに絡む取引先に限定して貸し出しを行う。ヤフーショッピングで売上高のフローを見ているから、与信判定は早いのだ。2017/03/25