出版社内容情報
平成の改革、東証一部上場、コスモ証券との買収。次々と大胆な舵取りを行なう沖津嘉昭を経営に駆り立てたのは、「企業は倒産に向かって進んでいる」という言い知れぬ焦燥感だった。「夜も眠れぬ日が続いた」という強烈な危機感に突き動かされながら、迫りくる未来をぴたりと予見し、岩井証券をここまで導いた。
内容説明
岩井コスモ、はじめて明かされる大合併の真実。岸和田生まれの地場証券が西日本最大の証券会社にいかにして大変身することができたのか!
目次
第1章 創業から改革前夜へ(株屋になるか、勤め人で終わるか―創業者・岩井辰之助の矜持;机一つ・自転車一台での創業 ほか)
第2章 平成の改革と大躍進(不気味な日米首脳会談が「つくられた不況」を招く;「加藤・沖津」の新体制スタート ほか)
第3章 小が大を呑むコスモ証券の買収と経営統合(リーマショックで岩井もコスモも赤字転落;証券業界を襲う魔物の正体 ほか)
第4章 東京オリンピック後の未来戦略(伝統ある新会社が歩み始めた未来;ひょっとして日本経済はホントに復活するかも ほか)
著者等紹介
元岡俊一[モトオカシュンイチ]
2014年より企業物・伝記を専門とするライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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