内容説明
本質を衝くから煙たがられる、理想が高いから文句を言う、チャレンジするから失敗も多い。真のリーダーは「扱いづらい」社員たち。
目次
序章 鍛えるべき人材は誰ですか?(「野辺山合宿」で誰を選抜したのか;次世代リーダー育成、現場の憂鬱 ほか)
第1章 職場でくすぶる不満分子を掘り起こせ(上司に疎まれる職場の“問題児”たち;不満が変革のエネルギーに ほか)
第2章 不満分子はこうしてリーダーになった(逆境に追い込む、修羅場プログラム;会社から煙たがられる社員たち ほか)
第3章 不満分子を次世代リーダーに育てる5つの仕掛け(二〇年先の未来を考える―テーマ設定;己の存在意義に問いかける―自己対峙 ほか)
第4章 なぜ、“優秀な社員”に未来は託せないのか?(課題解決型のアプローチでは未来はつくれない;どこかに答えがあると思っている ほか)
おわりに 愛すべき、不満分子たち(後継者の選び方で企業の未来が変わる;「平時」と「有事」では求められるリーダー像は違う ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoking
1
既得権益を守るフリーライド・35歳以上の優秀社員から変革リーダーは生まれない。不満分子且つ同質性を回避したチーミングにより、変革者発掘の大切さを痛感。不満分子でも会社に残っているその奥底に可能性が眠っていることを改めて書いてくれている。変革者には成長プロセスがあり、自己対峙、本質的な議論を葛藤を抱えながらも信頼関係構築などが重要。個人的には、不満がエネルギーに変化するのはとても納得感あり。平時に活躍するリーダーと有事に活躍するリーダー、それぐらいでポートフォリオを組むのがシンプルでいいような気がする。2018/02/17
Akitoshi Maekawa
0
期待以上に中身が薄い。 不満分子、の定義がファジーなため、どこまで読んでもふーんでおわってしまう。 FFsを学ぶなら宇宙兄弟がいいな。2020/04/02