目次
第1章 「人としての心を育てる」(食への向い方に人の品性が現われる;批判の眼があっては学べない ほか)
第2章 「立志を促したもの」(見習い小僧の分を忘れない;親思う心に優る親ごころ ほか)
第3章 「この仕事を天職にしよう」(夢を見て夢を追い掛け夢を掴む;至らない自分を自覚する ほか)
第4章 「天知る地知る吾知る子知る」(報恩の想い抱いて;良樹細根 ほか)
著者等紹介
上神田梅雄[カミカンダウメオ]
新宿調理師専門学校校長。1953年岩手県普代村生まれ。71年、岩手県立久慈高等学校卒業、製綿業・雑穀業に従事。73年、上京し、新宿調理師専門学校・夜間部に入学、「学僕」として学ぶ。75年、卒業と同時に、和の料理人、故・西宮利晃氏に師事し、12年間・11店舗の厨房にて修業を積む。87年、銀座「会席料理・阿伽免」にて料理長となり、その後24年間・5企業にて総料理長として腕を振るう。2011年、学校法人新宿学園新宿調理師専門学校校長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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芸術家くーまん843
8
料理人として40年間修業を続けた著者、現在新宿学園・新宿調理師専門学校校長として後輩の育成に携わっている。料理人のスタートは洗い場から始まるため洗い場で日本一になろうと志を立てた。料理人は長時間労働低賃金だが食卓に笑顔の花を咲かせる尊い職業で究めるに値する仕事で技を究めたときに天から素晴らしいプレゼントが返ってくる。料理人として一流というだけでなく人間としても一流の世界を見せてくれる一冊。2014/04/30
templecity
1
人間、一心に取り組めば、その道を究めることができる。信頼を得ることが大切 2014/10/22
オペラ座のカニ人
0
上神田梅雄さんの本は2冊目。これからもこの本を読み返す時があると思う。人生の生き方を教えてもらっています。この年になっても日々勉強して生きていきたい、神様がいつも観て応援してくださっていることを思いながら、謙虚さを忘れずに日々を暮らす。2023/05/15