自分のために働く―人生１００年時代にふさわしい挑戦

岩本 敏男【著】

ダイヤモンド社（2018/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 266p／高さ 19cm
• 商品コード 9784478069080
• NDC分類 159
• Cコード C0034

出版社内容情報

自分らしく働きたいのに、忙殺される毎日。心からやりたい仕事が見つからない。そんなあなたに贈る、ある企業経営者からのメッセージ――「会社のためではなく、自分のために働いてほしい」。

岩本 敏男［イワモト トシオ］
著・文・その他

内容説明

「会社のためではなく、自分のために働いてほしい」自分らしく働きたいのに、忙殺される毎日。心からやりたい仕事が見つからない―。そんなあなたに贈る、ある企業経営者からのメッセージ。

目次

第１章　変化を感じる―エクスポネンシャルな進化の波に乗れ
第２章　自分と向き合う―自分を信じる方法
第３章　組織と向き合う―個とチームを強くする方法
第４章　顧客と向き合う―本当のパートナーになる方法
第５章　時代と向き合う―変革者になる方法
第６章　プロフェッショナルになる―「自分のために働く」を実現する

著者等紹介

岩本敏男［イワモトトシオ］
ＮＴＴデータ相談役。１９５３年長野県生まれ。１９７６年東京大学工学部卒業、同年日本電信電話公社入社。中央官庁システム、日本銀行、東京証券取引所などの社会インフラとなるビッグプロジェクトを、システムエンジニア、プロジェクトマネジャーとして数多く手がける。１９８８年のＮＴＴデータ通信株式会社（当時）分社以降、２００４年取締役決済ソリューション事業本部長、２００７年取締役常務執行役員、金融ビジネス事業本部長、２００９年代表取締役副社長執行役員を経て、２０１２年代表取締役社長に就任。６年間社長を務めた後、２０１８年６月に退任し、現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[templecity]

NTTデータ元社長の岩本氏の著。人間の要求は生理的な要求から他人から認められたい要求、さらには自己実現をしたいという要求にレイヤが上がっていく。プロフェッショナルになることが結局自己実現につながると説く。顧客との関係も顧客の言うことをそのまま受け入れるのではなく、顧客の気付かない点を提案して、それが最初の顧客の提案でなくても、それが最適であると信じるならば熱意をもって説くべき。それがWin-Winの関係になる。周りの環境を良く把握して学んだ歴史に照らしてみれば自ずと方向は見つかる。

2018/11/23

[masabox]

一企業の重役が、自身のビジネスライフを振り返る。でもって、大企業のTOPであり、大所帯を率いていた方の働くのは、自分のためって話です。企業人としての成功譚的な武勇伝部分も随所にあり、具体的なハナシを知る人だとさらに面白いのでしょう。結局、どこを見て働いていくか。それは、働く場所や場面に限らない。顧客がいて、自分の立ち位置があってと言うのがアツく書かれておりました。

2021/11/22

[たこわさ]

１．変化を感じる：①真善美は人に与えられた特権②エクスポネンシャル（指数関数的）な技術進化→処理、記憶、伝送の進化→できなかった何かができることに変わる③異次元のグローバル化→スモールワールドを楽しむ④ズームイン・ズームアウトの視点⑤歴史の視点　２．向き合う：①歴史②リベラルアーツ（アート系とサイエンス系）③こだわりを見つける→あらゆる角度から自分を眺めると自分軸が見つかる　３．組織と向き合う：①十文字の関係を築く②プロフェッショナルになる

2021/03/07

[ジム]

自己実現の使い方が自分の考えと違うからかあまり受け入れられなかった。

2019/02/09

[あーちゃん]

NTTデータの社長だった方が働くということについて、経験を、踏まえて話をしています。今の時代や少し先を、みて書かれているところもあり、共感するところ、学ぶところもありました。企業の経営者としては、配置転換やそれぞれの職員一人一人と向き合ってきたところ、今の経営者には、そのような考えがあるのだろうかと思えることが多々ありました。 ただ、少し、今後の働き方改革の考えには、あまり触れていなかったので、昔の高度成長期のころの考え方が多いかもしれません、

2022/02/28