ゼロイチ―トヨタとソフトバンクで鍛えた「0」から「1」を生み出す思考法

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ゼロイチ―トヨタとソフトバンクで鍛えた「0」から「1」を生み出す思考法

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478068250
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0034

出版社内容情報

インターネット、IoT、人工知能…。社会の大転換点にある現代、昨日の延長上に未来はない。ペッパー初代開発リーダーが明かす、トヨタ、ソフトバンクで鍛えた「0」から「1」を生み出す思考法!会社のなかで、サラリーマンとして、「ゼロイチ」を実現する40のルール!

林要[ハヤシカナメ]

内容説明

Pepper元開発リーダー初の著書!会社で「新しいコト」を実現する22のエッセンス。必要なのは、才能より練習だ!「0」から「1」を生み出す思考法!

目次

第1章 「失敗」の向こうにゼロイチはある(「エース級」でないからチャンスが来る―ゼロイチはビジネスパーソンの「ブルーオーシャン戦略」;「おっちょこちょい」は美徳である―「悩む」より「やってみる」のが成功の秘訣 ほか)
第2章 ゼロイチの主戦場は「無意識」である(「不満」の多い人ほどゼロイチ向き―「不満」や「違和感」には、驚くべきゼロイチが隠されている;「制約条件」こそアイデアの源である―「自由な場所」にゼロイチはない ほか)
第3章 「アイデア」だけでゼロイチは不可能(「組織」は使わせていただくもの―「サラリーマン」がゼロイチに向き合う基本スタンス;「無理難題」こそチャンスである―魂のこもった「トップダウン」がゼロイチの根源 ほか)
第4章 「物語」がゼロイチのエンジンである(「ゴール」がゼロイチの成否を決める―ユーザーの「隠れた願望」をゴールに設定する;「物語」がゼロイチのエンジンである―魅力的な物語があれば、必ず「協力者」は現れる ほか)
第5章 「効率化」がゼロイチを殺す(「効率性」とは危険な言葉である―「意味のある無駄」を最大化する;「失敗してない」のは危険な兆候―「安全圏」にいたら凡庸なものしか生み出せない ほか)

著者等紹介

林要[ハヤシカナメ]
1973年愛知県生まれ。東京都立科学技術大学(現・首都大学東京)に進学し、航空部で「ものづくり」と「空を飛ぶこと」に魅せられる。東京都立科学技術大学大学院修士課程修了後トヨタに入社し、同社初のスーパーカー「レクサスLFA」の開発プロジェクトを経て、トヨタF1の開発スタッフに抜擢され渡欧。「ゼロイチ」のアイデアでチームの入賞に貢献する。帰国後、トヨタ本社で量販車開発のマネジメントを担当した際に、社内の多様な部門間の調整をしながら、プロジェクトを前に進めるリーダーシップの重要性を痛感。2015年11月にロボット・ベンチャー「GROOVE X」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

著者の生き様を学ぶ庵さん

32
お仕事本。トヨタの傍流部署に配属された若手社員が型破りな会社人生を経て3750万円のレクサス開発に関わり、ソフトバンクの孫正義社長から声をかけられ、ロボット・Pepperを開発したという成功談。参考になったのは次の三点。①ヴェルサイユ宮殿の池の鯉を鳥から守るため、防護網を設置すると、鯉は安心しきって泳がなくなり、ブクブク太った。天敵の鯰を放流すると鯉は必死に泳ぎ、美しい姿を取り戻した。②ゼロからイチは生み出すには、ハードワークは不可欠。③F1レーサーは練習の段階でギリギリの線に挑み、スピンが多くなる。2017/01/14

九曜紋

12
トヨタからソフトバンクへ。ロボットPepperの開発プロジェクトに参画した著者は学歴エリートではないし特別な才能に恵まれていた訳でもないと謙遜する。ゼロからイチを生み出すために唯一必要な武器は、やり続ける情熱。私自身は悪くない程度の学歴を持ってお固い会社に入り、法律の枠内でのみ動ける仕事をして著者とは真逆の生き方をしている。しかし私も組織人として社内の軋轢や「出る杭は打たれる」という体験を経て、著者の言うゼロイチ的生き方のかけらくらいは理解できる。エリートの成功体験が無意味な時代が到来したことを痛感する。2016/07/26

べっち

11
まさにワークスアプリケーションズそのものではないかと感じた。ただ優秀なやつだけがゼロからイチを生み出すわけではない。2016/07/06

wearnotequal

4
出る杭は叩かれるためだけでなく、引き抜かれるために。相場観のない分野に挑戦する時にはまず置石を置いてみる。それを少しずつ修正しながら進める。当たり前のことだが、再認識できた。2016/08/13

Sumiyuki

4
Pepperの開発者が語る、組織人によるゼロイチ。情熱。失敗を恐れずに、挑戦することの大切さ。2016/07/29

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