出版社内容情報
法律の全体を学ぶには、次の3つのカリキュラムを経験する必要がある。?大学の法学部(六法と法律学の基礎)、?ロースクール(実務的な四法と法律的思考法)、?司法試験後の司法研修所(弁護士・検察官・裁判官のロールプレイングと各々の思考法)である。本書はそれを1冊にまとめてしまった決定版的解説書となる。
品川 皓亮[シナガワ コウスケ]
著・文・その他
内容説明
高校生、法学部の大学生、ロースクールの学生・志望者、公務員試験の受験者…etc.すべての社会人・学生のために、わかりやすく法律を解説。法律入門書の決定版!
目次
第1部 法学部で学ぶ「法理論の基礎」(法律学の基礎知識;憲法;民法 ほか)
第2部 ロースクールで学ぶ「理論と実務の架け橋」(行政法;労働法;倒産法 ほか)
第3部 司法研修所で学ぶ「法律実務」(民事訴訟の事実認定;刑事訴訟の事実認定;弁護士の思考法)
著者等紹介
品川皓亮[シナガワコウスケ]
弁護士。1987年生まれ。京都大学総合人間学部に進学し、哲学を専攻。その後法学部に転部し、2013年に京都大学法科大学院を修了。同年、司法試験に合格し、第一東京弁護士会登録。TMI総合法律事務所に所属した後、2016年8月より女性のライフキャリア支援事業等に取り組むベンチャー企業、株式会社LiBにて勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんがく
13
タイトル通り、法の理論から実務までの概説だが、あまりハウツー本的でもなく、学術的過ぎもせず、ちょうど初心者にもとっつきやすい内容。それぞれの法において重要な点、法曹三者の仕事についてなどがわかった。2019/10/19
らっそ
9
事実認定、弁護士の思考法などなど、実務に近い話が沢山読めて、法律に少しだけ近づけた気がする。法定三段論法には、この本でも遭遇。リーガルマインド≒法的問題を解決するためのバランス感覚2022/02/07
すべから
3
法律家が学ぶことが、広く浅く非常に分かりやすく書かれている。司法試験の問題を解説するくだりがとても興味深く、このあたりを膨らませた続編があったら読んでみたい。2019/11/26
Masaki Sato
2
学部から実務までを広く浅く一冊でまとめた内容というのは珍しく意欲的な本。LSの未修者コースの人の取っ掛かりとして俯瞰して読むのにはいい本だと思う。2020/07/27
Coffee Breaks
1
法律を学んだことのない人、これから学ぶ人、実務で法律を扱っている人が読んでそれぞれ刺さるところがあると思う良本2021/12/12